2015年4月29日水曜日

TMC Core Values


1. Evangelism in the Marketplace 「生活の場」での伝道 

ルカ19:10の主のお心をシリアスに受け止め、東京をはじめとする、ダウンタウンを生活の場(ほとんどの時間を過・すところ)とする人々に届いてゆくことを最重要課題とする。内輪の仲良し会で終わらない、アウトリーチ指向。
        ◎ 常に失われた魂と接しているか?

2. Multiplying Harvest Workers  「倍化」する収穫のための働き人 

弟子訓練と名のつく、単なる、勉強会でなく、神の畑での収穫に携わる「働き人」を生み出す。単なるプログラムでは人は育たない。人とのかかわりの中で、愛することを学ぶ。 
        ◎ 自分に替わる人を再生産しいるか?

3. Life Relevant Multiplying Organic Church   生活に即した倍化する有機的生命体としての教会」 

日曜教会の概念から毎日の生活の場での教会へ。現実の生活の課題、問題に適応される「生ける 御言葉」。メンバーの主体的かかわり(参加型)によるアカウンタブルなスモールグループ。制度より、命、有機的(オーガニック)なネットワークが優先される。 
        ◎ 心を開ける信徒の仲間との交わりが週日にあるか?

4. Holy Spirit Led Lay Movement 聖霊に導かれた信徒のムーブメント

牧師依存の「お客さん」的信徒ではなく、一人一人が聖霊に聞き、導かれ、力を受けオーナーシップをもって取り組むムーブメント。タテ型の命令系統より、フラットで柔軟なネットワークが重視される。
        ◎ 参加者は主体的にかかわることをエンジョイしているか?

5. Kingdom Mentality  「神の国」を広げるという概念

教団、教派の壁を越えた、シティワイドムーブメントを目指す。
        ◎ 「自分の教会」「自分のグループ」を超えた「神の国」「神の畑」と              いう視点があるか?
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意味ある人間関係と祈りで広がるキリスト中心のコミュニティ
Tokyo Metro Community (TMC)
japantmc@gmail.com (栗原)



2015年4月22日水曜日

神の働く「スペース」を作る



日本人の性格なんでしょうかね、会議をやっても時間通りに始め、キチンとアジェンダをつくり、記録を取り、決められた通りに事が進んで行きます。もっとも、沖縄には沖縄タイムというのがあるそうですが・・・(笑)。

よく、私達は「無事に終わりました。」という言葉を使います。「総会も無事終わりました。」「クリスマス礼拝も無事終わりました。」「伝道イベントも無事終わりました。」 無事とは「事が無い」ということで、キチンと予定通り、問題なく終わったという意味でしょう。しかし、神様が働かれると「事が起る」のです。「無事」では済まされません。ペンテコステの日、2階での祈祷会は無事終わりませんでした。大変な事になったのです。



忘れもしないのが、私がケンタッキーのバイブルスクールで学んでいた時の事です。毎朝チャペルタイムがあります。或る朝、いつものように、司会者が学生のコーラスチームを紹介し、メッセージ前の特別賛美を歌い始めました。ところが、賛美中に「事が起った」のです。聖霊が働き、尋常でない霊の感動が会堂を覆いました。賛美チームのメンバーは泣きながら賛美しましたが、その感動は会衆の上にも望み、ほとんどの人が泣き崩れてしまったのです。そのうち、聖霊に促されて、罪を告白するため、講壇前に学生が次から次へと押し寄せました。やっと、何とか賛美が終わり、その日のメッセンジャーの先生が進み出ました。その先生は「もう説教の必要はないでしょう、続けて祈りましょう!」と言いました。しばらく、悔い改めの祈りが続けられました。いわゆるリバイバル現象ですね。それ以来、どうも「無事」という言葉がひっかかります。むしろ、神の訪れを期待し、事が起ることを期待すべきなのでは?と思うのです。


私はホープチャペルの牧師から影響を受けましたが、よく「神様の働くスペースを作るように」と言われました。あまり、人間的にきっちりと計画してしまうと、聖霊の働く余地が無くなります。時には神の声を聞いて、プログラムを変更することだって有りだと思います。何か一方的に教え込まないと人は学ばないと思っている先生も多いようです。しかし、リラックスした雰囲気の中で、お互いから学ぶ環境を作ると神が働かれることがあります。他の人を通して神が語られることもあります。神のメッセージは牧師が講壇から語る以外には語られない訳ではありません。神が直接、語ることもあるし、他の人を通して語ることもあるでしょう。

霊的成長とは聖書的知識の詰め込みとは違います。いくら聖書の知識を詰め込んでも、それだけでは人生が変わりません。神学校出ることと、愛が増すこととは別の事なのです。人とのかかわりが必要なのです。お互いが必要なのです。「神が働くスペース」を提供することが必要なのです。

ハワイのホープチャペルの牧師ラルフモアのメッセージの中で、とても興味深い話がありました。ラルフ牧師は30年数年ほど前、カリフォルニアからハワイ引っ越してきて、たった12人でホープチャペルを始めました。そして、始めるにあたって、大変影響を与えた人がいたのです。ホープチャペルを本当に始めたのはヘンリアッタ・ミアーズ女史ですと言うのです。

これは、1950年代の話です。ミアーズ女史は40代半ばの婦人で、ハリウッド長老教会の教会学校の先生だったのです。教会学校といってもアメリカでは大人向けのクラスもあります。ミアーズ先生は大学生たちを担当していたのです。毎週、土曜日に学生8名を家に招いてパンケーキブレックファーストをご馳走し、楽しく、食べながら語り合ったのです。そこで話したのは、Life, God , Possibility すなわち「自分たちの人生」「神」「可能性」についてでした。

つまり、リラックスした環境で「神が働かれるスペース」を提供したのです。そこで生涯をかけるビジョンが与えられ、青年たちがいろいろな働きに従事するようになったのです。

1人は大きなLegal bookというキリスト教出版社を立ち上げました。1人はヤングライフという若者伝道団体を立ち上げました。そして現在世界190カ国で伝道している国際的な伝道団体キャンパスクルセードをはじめたビル・ブライトもその朝食会にいたのです。ラルフはその朝食会にはいませんでしたが、ラルフが神学校にいたとき、ミアーズ先生が亡くなって3年後、ミアーズ先生に関する本に出会ったのです。そしてミアーズ先生の働きに触れました。

そのとき、「これだ!」と思ったのです。自分が教会をはじめるなら、このようにやりたいと。ホープチャペルの芽はこのとき、植えられたのです。 そして現在ホープチャペルは、世界で700以上の教会を生み出しています。一人の夫人の朝食会から一人は世界大の学生伝道団体が生まれ、かたや、世界的なチャーチプランティングムーブメントが生まれたのです。

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2015年4月13日月曜日

チャンスとチャレンジ


日本とキリスト教の関係を見ると、3つの大きなチャンスとチャレンジがあった事が分かる。


第一のチャンス

1549年、カトリック、イエズス会のフランシスコ・ザビエルが鹿児島の上陸、布教を開始。当時、ザビエルは日本人について、優秀な民族で、間もなく日本は、クリスチャン国になるだろうとの希望的観測を持っていた。布教は成功し、ピーク時には70万人のクリスチャンがいたという。しかし、布教と貿易がタイアップされていた事もあり、日本の権力者側にも警戒感が広がった。ついに、切支丹禁止令が出され、各地に切支丹禁教を告げる高札が立てられた。



「踏み絵」はもとより、幕府は仏教を利用し、すべての国民を仏教の檀家にすることで切支丹撲滅を計った。これを「宗門改め」という。そして、近隣で切支丹が出ると近隣一体となって罰せられる「五人組制度」も制定される。人の顔色を見る日本人の習性がその時から形成されたのだろうか。自分と神という垂直な関係が時として難しい。ともあれ、信仰者は隠れ切支丹として鎖国時代を潜伏し生延びるようになる。クリスチャンは公には日本に「いない」ことになる。






第二のチャンス

やがて黒船到来。無理矢理に鎖国をこじ開けられた日本は、その後、欧化政策を取り、積極的に西洋文化を取り入れる。富国強兵、列強に肩を並べることが目下の目標となる。明治政府は神道を利用し、天皇を中心とした国家づくりをはじめ、今度は、仏教を迫害する。江戸時代には無かった護国神社やヒーローを祀った神社が建て始められる。キリスト教への警戒は少しづつ解かれ、1859年、プロテスタント初の宣教師、聖公会のリギンスが来日。それを皮切りに様々な教団から宣教師が来日し宣教を開始。クラーク博士で有名な札幌、そして熊本、横浜、松江などで宣教が進められた。同志社をはじめ、キリスト教系学校も建てられてゆく。1884年には同志社での学生祈祷会でリバイバルが起っている。明治後期から大正にかけて、キリスト教社会事業も盛んに行われた。石井十次による日本初の岡山孤児院。賀川豊彦による労働組合、生協の設立。救世軍による廃娼運動などが展開された。救世軍は社会事業で名をあげ信頼を得て、創立者のウイリアム・ブース来日時には、明治天皇と面会までしている。


しかし、1923年の関東大震災、続く1929年のニューヨーク発の世界大恐慌により日本の経済は瀕死の状態となった。東北では娘を身売りする家庭まで現れた。大災害があるとナショナリズムが高揚するという。また経済が落込むと戦争の足音がする。第一次世界大戦で負った莫大な戦争賠償金にあえぐドイツは保守派と共産党に二分されるが、やがて国民の支持を得て、ヒットラーの独裁政権が誕生、戦争へ突入してゆく。日本でも、大正デモクラシーの時代でもあったのだが、結局は軍国主義へと雪崩込んでいった。そうすると「国体」に反するということでキリスト教は白い目で見られるようになる。国は思想統制のため、「神社は宗教にあらず」の論法を用いて、神社参拝を強要するようになる。愛国の儀なのだから、日本人なら参拝すべきとなった。当時の植民地であった朝鮮や満州でも神社参拝は強要された。1939年、宗教団体法が制定され、プロテスタント32教派が統合し日本基督教団(政府の御用団体)となる。サタンは「妥協」という手を使った。それに反発し反戦を唱えた牧師達は投獄され獄中死した。



第三のチャンス
日本は敗戦した。太平洋戦争後、GHQは日本を武装解除し、神道軍国主義を解した。GHQの後押しで、ぞくぞくと宣教師達が再び来日するようになる。戦後の教会は青年達で溢れていた。同時に共産主義に傾倒してゆく青年達も多くいた。1956年には、初のビリーグラハムクルセードが行われた。1980年代には、「羽ばたく日本の福音派」という本が出版されるほど福音派が伸びた。2009年 日本プロテスタント宣教150周年記念イベントがエキュメニカル/福音派/聖霊派で共同開催。しかし、2000年を過ぎると頭打ちとなり、爆発的成長は見られなくなる。


第三のチャレンジ?
2008年のリーマンショックからリストラによるホームレスが急増。その暮れには「年越し派遣村」が日比谷公園に出現。格差社会へなだれ込んで行く。2011年の東日本大震災から政権は自民党右派政治へ。2015年は戦後70年の節目の年。首相は「戦後レジームからの脱却」を掲げ「日本を取り戻す」と宣言。どの時代の日本を取り戻すのか? 政府のメディア統制、ヘイトスピーチ、若者の保守化(留学減、海外赴任したがらない会社員)、ネトウヨ、戦争ができる国へ憲法改正。・・と、どうもきな臭い。



特定秘密保護法、集団的自衛権、憲法改正など大きく国の方向性を変える動きがある中で、安倍内閣に主の導きがあり、日本が間違った方向に行かないように、人権、集会の自由、思想・宗教の自由が続けて守られるように祈っていかなければならない。そのような自由がこの日本にあたりまえに存在していたのではない。見て来たように、日本の「国体」とキリスト教は常にぶつかってきた。「和魂洋才」で技術は西洋から輸入しつつ、心は頑固に閉じたままだ。そして、いつまでたっても「キリスト教は西洋のもの」というイメージが拭えないでいる。どうしたら日本人でありつつクリスチャンのアイデンティティを持てるのか。明治初期のサムライからの改心者、内村鑑三がすでに葛藤した、同じ課題は、今も我々の前にある。

東京オリンピックの後に不動産は急落し、政府の経済政策も限界を迎え、それに首都圏直下地震のような大災害ということになると、排外主義的なナショナリズムが頭をもたげ、閉鎖的になり、思想弾圧が始まらないとも限らない。昼間のうちに働かないと、誰も働くことのできない夜がくる。この数年がチャンスなのかもしれない。


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2015年4月3日金曜日

東京劣化



確実にやってくる日本の大問題〜人口減少

東京は日本の首都で中枢機能が集まっている。しかも、人口が多い。その中で危機が起きればダメージが大きい。首都圏直下地震、新型インフルエンザやエボラ熱などのパンデミック。また東京は政治的、宗教的テロ攻撃(ミサイル、ライフライン)のターゲットにされ易い。しかし、そういった外部的要因で起る危機だけではなく、何もしなくても確実に来る危機が「人口減少問題」。当然、これは高齢化、年金、税収、財政、家庭のあり方、社会のあり方に大きく関わってくる。

日本の総人口は平成22年と23年を比べると総人口は127799千人となり,前年に比べ259千人(0.20%)と大きく減少している。日本人だけを見ると、12618万人となり,前年に比べ202千人(0.16%)大きく減少している。


日本の人口比(平成23年統計)
年少人口(14歳以下)  13.1%
生産人口(1564歳)  63.6%
老人人口(65歳以上)  23.3%
              75歳以上は人口の11.5% (一割)


このままいけば、確実に逆三角形の人口比率、つまり高齢者が一番多く、生産人口がすぼみ、さらに年少人口は尻つぼみになる。


結論:将来的に人口は減り、生産人口も減り、老人は増える


日本は、世界で最も年寄りが多く最も若者が少ない国なのだ。人口が少なくなるとは単純に、労働力が減り、税収が減るということであり、若者が担う高齢者負担が増えることである。高齢者が多く、しかも認知症が増えれば、社会機能自体が低下する。現在、認知症による高齢者の行方不明が1万人以上。通常のみならず、災害時の要援護者が増える。しかし、圧倒的に介護ヘルパーが足りない。援助者が足りない。今でさえ、防犯防災のボランティアや、自治会の高齢者見回り隊なども、退職した比較的若い高齢者が奉仕している状況だ。



東京は大丈夫か?

それでも東京だけは増えている。中央区など、この数年で3万人増えたという。しかし、東京の出生率は0.9人で、他県からの移住が無ければ確実に減ってしまう。さらに今若者が多いということは、将来、高齢者が増えるということ。(若者人口そのものが増えないという前提で)高齢者が多い街が創造的、魅力的であり続けられるだろうか?

人口減少研究における日本の第一人者で政策研究大学院大学名誉教授の松谷明彦氏が著した「東京劣化」〜地方以上に劇的な首都の人口問題PHP新書より最近出版された。それによると、東京では2010年から2040年の間に高齢者が143万人増える。計400万人。多くは独居老人。東京は若者が多いから将来的に高齢者が多くなる。地方は若者が少ないから、相対的に高齢者は増えない。秋田は1.5万人と逆に減少する。さらにポイントをまとめてみると・・・



1.高齢者が急増する。

2.税収が減る。財政再建のため増税すれば裕福層は外へ出る。

3.行政サービスが低下する。治安能力が低下する。

4.作りすぎたインフラが維持できない。オリンピック後に不動産価格が急落する。人口は減るが物は残る。都心のスラム化。ビルの4分の一は老朽化したまま放置。

5.確実に来る年金給付水準の引き下げ。それによる「高齢者難民」の出現。4割は賃貸住まいだからだ。アパート代が払えなくなれば路上に行くしか無い。老人ホームが100万床必要となる。公共賃貸住宅を大量につくる必要が出る。

6.日本人のひきこもり化(海外赴任を嫌がる。海外留学者の減)世界の情報収集の場ではもはやない。非国際都市化。政治は北京、経済はシンガポールに移っている。東京は情報が集まらない世界の「田舎都市」になる。

7.経済はこれ以上伸びない。国際競争力の低下。就労者にも年輩者が増える。つまり、労働力劣化

8.少子化対策は無駄である。出生率2.07は絶対に達成できない。出産という個人の判断(人生哲学)に国は入れない。確実に少子化は進む。生まない選択も増えるが、若い女性そのものが減る。2010年から2060年の50年間で、25−39歳の女性は55%減少する。


結論:つまりは東京の劣化



次世代は大丈夫か?

ただでさえ、少子化。それでは、東京の、そして日本の将来を担う次世代の若者は大丈夫なのだろうか。実は若者たちもシリアスな問題を抱えている。

1.若者ホームレス問題

ホームレス30代以下が3割 (今までは50代が主)
路上に出た原因は、7割が退職、倒産、派遣切り、DV
路上に寝る恐怖から夜中歩き回る。ネットカフェ、マンガ喫茶、ファースト
 フード店を転々と。
うつ傾向が4割
7割が家庭と連絡が取れないか、取らない。

離婚やDVなどで家を飛び出した少女に路上で声をかけるのは風俗リクルーターだけだという。何とも心が痛む。金銭の貧困だけでなく、支えるコミュニティの貧困が問題。

ひきこもり 70万人
若者無業者(ニート) 63万人
フリーター 178万人
合わせて、ホームレス予備軍が311万人

今や格差社会での落ちこぼれは中高年層だけではない。若者ワーキングプア、若者ホームレスが出現している。若いシングルマザーの多くが実は貧困者。増加する家庭内暴力から逃れたシングルマザーは、住所を知られないため、住民票を移さずに引っ越しする。住所不定子供が全国5000名という。仕事も育児にかかる費用を短時間で稼げる風俗店を転々とする場合が多い。しかも、児童相談所に来る女性の多くは精神障害があるという。その子供達はどうなってしまうのだろう。最近は、育児放棄による死亡事件まで起っている。子供の貧困は、6人に一人といわれる。親から子供への貧困の連鎖が起っている。ここにもミニストリーの大きなニーズがある。


2。インターネット依存症

貧困でなくても、今度はインターネット依存症の問題がある。不登校やひきこもりで精神科を訪ねるティーンズの3分の2以上がゲーム、ネット依存症だという。

     ゲームプレイは覚せい剤を静脈注射したのに匹敵する状態が脳の中で起
きている。禁断症状から、 うつや、廃人状態になるケースも。
     人格が豹変して暴力的に。他人の痛みを感じなくなる。現実感が無くなる。
残虐な事件が90年代半ばから急増。キレやすく、家庭内暴力が起り易い。人間性や社会性を失うため就職も困難になり、さらにひきこもる。しかし、日本では野放図状態だ。

さらに時代病なのか、発達障害(多動症やアスペルガー自閉症など)の子も急増している。これらの子は実質ドラッグである薬を常用するようになる。薬依存から抜けるため、しかし、結局アルコールやドラッグ依存になってしまうケースもある。当然、社会的適応が困難になり、仕事も続かない。

次世代の若者も劣化している。ここにも祈りとミニストリーの必要がある。



 東京に遣わされているクリスチャン

このままでは東京は劣化する。日本は劣化する。しかし、この東京の中枢にクリスチャンがいる。地の塩、世の光であるクリスチャンがいる!ここに留まってミニストリーをしている人々がいる。我々は東京に「いる」のではない、東京に「遣わされている」のだ。ここに呼んでくださっている神がいる。


「わたしがあなたがたを引いて行ったその町の繁栄を求め、そのために主に祈れ。そこの繁栄は、あなたがたの繁栄になるのだから」(エレミヤ29:7)


「御心が天で行われるように、地でも行われますように」(マタイ6:10)


東京を神の街に・・・・

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