福島県いわき市にあるパチンコ屋を買い取って教会にしたグローバルミッションの森彰先生の祈りの分科会に出た事があります。最初に参加一人一人に「神の声を聞いた体験を話してください」と聞きました。私は「アポイントで遅れそうで道が確かじゃない時、主よ、助けてくださいと祈って、だいたい答えられます。」としょうもない答えをしました。でもそれも神の導きですよね。
森先生は「祈りとは聞く事です」と教えてくださいました。自分も昔は息つく暇も無いほどたて続けに一方的に神様に向かって祈って(しゃべって)いたように思います。そして、アーメン。神様がこれから話そうとするときに、受話器をおいて電話を切ってしまうようなものです。皆さんは神の声、聞いてますか?
「敬天愛人」の中で福田充男氏は、神の声は全員聞く事が出来ると断言しています。毎週、日曜日講壇から牧師を通して語られるだけではありません。福田氏は神の声を聞く3つのコツを紹介しています。
1.神はあなたに語っておられるのだから、意識して聞くようにする。
2.失敗を恐れない。
3.段階的にステップを踏む。
それはちょうど、自転車に乗り始めるのと同じで、何度も転びながら、よろよろしながら、やがてうまく乗れるようになる。
口に出して祈り、フィット感があるかをチェックするといいます。祈ったり、話したり、書いたり、黙想したりしているうちに、「それっぽい」「きっとそうだ」そして、「そうに違いない」と確信が深まって行くのだと。なるほど。まず、心にあることを書いてみてくださいと勧めています。
確かに、イエス様を信じる者は父なる神の子とされたのです。(ヨハネ1:12)「アバ父よ」と呼ぶ霊を頂いています。(ガラテヤ4:6)神様と話せるのは日曜日だけじゃないですよね。毎朝のデボーションの時間内だけじゃないですよね。24時間、どこにいても主は共に居て、必要な時、語り合うことができます。いわゆる「霊的」なことだけじゃないですよね。私達が携わる仕事、家事、育児、どんな中でも、どんな状況でも。
もし、クリスチャンが耳をすませ、一人一人が本当に神様の声を日常の中で聞き始めたら・・あの人を見舞いなさい、あの人を励ましなさい、あの人の話を聞いて上げなさい。そうキリストの体が動き始めます。大きなプログラムを展開しなくても神の国は広がり、そして、日本は変わっていくのではないでしょうか?
今日、私も導かれ、久しぶりの知人にメールしてアポイントを取りました。神様が何をしてくださるのか楽しみです。
「主よ、語ってください、私は聞いています。」
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asktmc@gmail.com 栗原まで
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