2014年3月26日水曜日

ミッドライフ


TMCミニコーチング

ミッドライフ

「中年の危機」という言葉がある。ものの本によると正確には「中年の危機」と「更年期」とは違うらしい。前者は精神的なもの、後者は肉体的なものによることが多い。前者は35-45歳であらわれ、後者は男性でも女性でも45-55歳におこると言われている。肉体的には50代ともなると、30代の時とは体力が半減している。孔子は40にして迷わずと言うが、精神的には実際40代は一番迷いが多い。

人生の前半一応のことをやってきて、何か空しさを感じている。かといってこの先も見えない。30代までは浅い、流れの早い川である。40になると急に川幅が広がって湖に出てしまう。対岸を見つけるまで数年かかるという訳だ。この時期、もう一度自分を見直し、現在地を知ることが大事。地図で現在地がわからないと目的にまで到達できない。同じように人生のマップをもう一度見渡してみよう。

人生半ばには、いままでの価値観が変わってゆくのを体験する。うすぺっらなものから「本物志向」に変わる。アメリカで男性の「中年期」に関する本を書いてベストセラーになったパトリック・モレリー氏は人生の前半、後半で価値観が以下のように変わるという。


1) 「能力」で判断するより、その人の「人となり」に関心が向く。
2) 「消費」する人生から「貢献」する人生へ
3) 「パフォーマンス」から「意味」へ
4) 「単なる成功」から本当の「人生の成功へ」
5) 「達成」から「意義へ」
  6)「行動」から「平和」へ
  7)「結果」から「美」へ
  8)「効率」から「美学」へ


人生の後半は健康のためにも少しリラックスして、「好きな」ことにフォーカスし「友達」を大事にし、神の創造の美を味わい、仕事は半分くらいの気持ちでいるのが良いかもしれない。曽野綾子さんは「人生は中年以降にしか熟さない」だから中年こそ「見る目」を持って人生を見れる時期なのだという。だからいいこともある。
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2014年3月19日水曜日

「ぼくはパパのようになるよ」


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「ぼくはパパのようになるよ」

ある日子供が生まれた。
どこでもある話だが、子供が生まれた。

でも忙しい世の中だ。飛行機の時間に間に合わなきゃ。
請求書も支払わなきゃ。

子供はボクがいない間に歩き始めた。
子供はボクたちが知らない間に話し始めた。

子供は言った。「パパ、ぼくはパパのようになるよ。」
「ぼくはパパのようになるよ。」

「パパいつ帰ってくるの。」
「いつかわからないよ。でも帰ってきたら一緒に遊ぼうね。」

ボクは引退して何年も過ぎ、息子は遠くに引っ越した。
ボクは息子に電話した。

「会いに行ってもいいかい。」

「そうしたいんだけど、時間があったらね。でも新しい仕事は
  忙しいし、子供たちは風邪を引いているし、
  でも、お父さん、お話できて良かったよ。本当に
  お話できて良かったよ。」

電話を切った時ボクは気がついた。
息子はボクのような大人になっていたことを。
息子はボクにそっくりだった。


「ゆりかごの猫」ハリー・チャッピン(詩人、ソングライター)

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2014年3月12日水曜日

NEVER GIVE UP


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NEVER GIVE UP

80%の新しいセールスは同じお客さんに平均5回電話した後に成り立っているそうだ。

1度の電話であきらめていたら、そのセールスは成立していなかった。ケンタッキー・フライドチキンの創始者カーネル・サンダースは今でこそ、フライドチキンの代名詞だが、彼のアイディアを誰かが買ってくれるまで1009回の拒絶に会ったという。トーマスエディソンの教師は彼のことを「間抜けな劣等性」と呼んだ。彼が完全な電球を作るまで14,000失敗した。ある男の経歴を紹介しよう。

22歳、商売に失敗。
24歳、州議員に落選。
26歳、婚約者が死亡。
27歳、神経衰弱になる。
31歳、州議員に落選。
34歳、上院議員に落選。
39歳、上院議員に落選。
46歳、上院議員に落選。
47歳、副大統領に落選。
49歳、上院議員に落選。
51歳、アメリカ合衆国大統領に就任。

この男こそ、あのアブラハム・リンカーンである。以前、ある事務所でアメリカの漫画が貼ってあるのを見た。カエルがに飲み込まれそうになっている絵である。大きなくちばしにカエルの頭はすっぽり飲み込まれ、両足がダラリとくちばしから力なく垂れ下がっている。しかし、その両手は鳥の首根っこをギュと掴んで飲み込ませない。この漫画のタイトルはNEVER GIVE UP。

人は40日断食しても死なないが、希望がなければ一日たりとて生きられない。
自分をGIVE UPしないで励まし続けてくれる存在が一人でもいれば、人間は前進できるものだ。

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2014年3月5日水曜日

「あなたの3Fは?」


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「あなたの3Fは?」

3FとはFRIEND、FUN,FITNESSのことです。人生仕事もあるし、家庭もある。仕事で成功しているかも知れないし、よき家庭人であるかも知れない。でも、意外とおろそかになっているのが、もう一つのエリア、すなわちプライベートライフ。 

仕事、仕事で終わってしまって、これでいいんだろうか、自分の人生? 仕事仲間はいるけれど、気のおけない友達がいるだろうか? 趣味や楽しみがあるだろうか? 健康維持のため体を動かしているだろうか? 

そもそも神が購ってくださったこの人生。仕事は仕事、余った時間で「趣味」と「ミニストリー」なんだろうか?仕事している時間は必要悪であり、人生の無駄なのだろうか?

創世記で「仕事」という言葉に使われているのが「アヴォダ」。この言葉は違う文脈では「礼拝」「奉仕」「ミニストリー」と訳されている。創世記2:15の「そこを耕せ」は「アヴォダ」が使われている。罪の入る前、仕事は苦役ではなかった。きっとアダムは楽しんで、充実感を感じて「仕事」をしていたはずだ。アヴォダは「仕事」、「ミニストリー」どっちにも訳せる。つまり、聖書的には、仕事、ミニストリーの二元論はない。使命に生きている時、仕事は天命となり、同時に礼拝ともなり、遊びともなる。仕事が奉仕であり、ミニストリーともなり得る。あがないとは回復されること。クリスチャンにとっては仕事観もあがなわれている。仕事を通して人間関係が広がり、コミュニティが形成される。使命、仕事、遊びの三位一体を目指したい。


食べるにも飲むにも神の栄光を表せとある。境目のない生活。シームレスライフ。そこには聖俗の境が無い。生活の全領域に神がおり、すべてが神への礼拝となってゆく。私達はシャローム(神と人、人と人、人と自然との繁栄する関係)に召されている。やること為す事がシャロームでありたい。



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