2008年2月5日火曜日

東京を神の街に・・・

Tokyo Metro Community (TMC)

東京メトロ・コミュニティー(TMC)は、対話型バイブルスタディと自分を神にささげる日々の礼拝を土台にして、互いに励まし合い、祈り合う小グループのネットワークを育てることによる新しい都市型のパイオニア・エバンジェリズムです。東京中心部を生活の舞台にしている人たちのライフスタイルを世界のベストセラー聖書の価値観に基づいて明るくサポートしようとしながら、ジーザスと共に歩むコミュニティを形成しようとしています。

なぜ東京なのか?

日本を変えるために、日本の「頭脳」である東京中心部に届きたい。その思いから、日本の象徴と憲法に記されている天皇が住む皇居、総理官邸のある政治家の町、永田町、官庁街霞ヶ関、また日本銀行、東京証券取引所など経済の中心、日本橋、兜町、メディアセンターになりつつある新橋汐留、六本木。汐留には日本最大の広告会社すべての情報をにぎる電通また共同通信や日本テレビ、朝日新聞などがあり、六本木にはヤフー、ライブドア、楽天などインターネット大手会社がある。そして、ソニー、三菱など一流企業の新ビジネスエリアである品川インターシティなどを、有志たちで幾度となく「プレーヤーウォーク」してきました。そこでわかったことはこれほど大事なエリアであるのに、教会が少ないこと。

この深みに漕ぎ出し、網を打つように主は語られました。


なぜメトロ?

東京メトロは世界とつながる世界都市であり、文化、流行の発信地でもあります。影響力の中心です。かつて高度成長の時期にはいわゆる「ドーナッツ現象」が起こり都心部の周りの郊外に住宅地がひろがっていき、都心の人口は減ったのです。しかし、少子化、晩婚化、シングルの増加、女性の働きの機会の増加、また都心部が面白くなってきたことなどで、都心に戻ってくる人が増えています。六本木ヒルズやシオサイト、品川インターシティなどのようにオフィスとマンション、エンターテイメントが一つのコンパウンドにセットされるような形が出てきています。東京は人々を惹きつける魅力ある街なのです。

東京湾岸は高層マンションが新築され新しいベッドタウンになっています。郊外型の教会運営だけでは間に合わなくなるのです。都会のスタイルに合った教会形成。そこで一つのキーとなるのが、マンションでスターバックスで行われるオーガニックチャーチ(有機的生命体としての教会)なのです。試行錯誤は続きますが、世界が都会化する中で、メガシティを主のため勝ち取ることは極めて重要になってきています。東京でのモデルミニストリーはかならず来るべき時代に世界のモデルとなるのです。


なぜコミュニティ?

ハイテック・ハイタッチと言われるように都会の人々は孤独で、人のつながりに飢えています。また、
ポストモダンの人々は宗教的には「霊的」なものに興味はあっても制度化された教会、組織としての
教会には興味を示しません。しかし、都会のオアシス的な心を開いて人生を語れる「コミュニティ」「スモールグループ」には興味があるのです。実はそれはコイノニアとしての教会の本質でもあるのです。第一世紀の原点的教会は「家」の教会であり、必然的にスモールグループでした。

21世紀の東京ダウンタウンでこの原点的教会を再現したいのです。コミュニティにはいわゆる「偉い人」はいません。2-3人が主の名によって集まるところに主ご自身がおられるのです。そこでは、上下関係や先生と生徒の関係より同等の仲間として聖書が語る「お互いに」を大事にします。お互いに祈りあい、分かち合い、教えあうのです。そこにオーナーシップや帰属感が生まれます。

そのようにして日常生活の中に聖書のことばを生かしたいのです。職場で神を体験したいのです。そこに「変えられた人生」の証が生まれ、そして、それは人々を魅惑してゆきます。人々は理論ではなく、実際的(workable)なものを求めているのです。変えられた人生、神と共にあゆむ日常生活は最大の
伝道のツールなのです。


なぜコーチング?

一般の会社や組織でもトップダウンの一方的命令と服従の形が効果的でなくなりつつあります。また、インターネットなどの発達により必ずしも上司が情報を多く持っいる訳ではなく、情報や権威だけで部下をコントロールしようとすることが難しくなりました。人々はオーナーシップや参加意識が欲しいし、時代の変化に対応するため柔軟でよりフラットな組織変革を迫られています。軍隊式命令の下では短期間効果はあげても長い目で見て創造力のある自分で考え、内側の動機を持って、計画し事を実行するリーダーは育ってこないのです。福田充雄先生のメンターリングの本の副題は「人はおさえつけなければ成長する」でした。コーチングはこういう時代にマッチした人材養成の方法なのです。もちろん基礎は教える(ティーチング)する必要があり、またある程度向上心のある潜在的リーダーでなければコーチングをする意味はありません。しかし、そういう人を育成するには最適な方法なのです。すなわち、適切な質問をして、相手に気づかせ自ら答えを見つけてゆく助けをするものだからです。こういう方法でお互いバイブルスタディもすれば自分で聖書から霊的糧を汲み上げてゆく者に成長するでしょう。コーチングを通して自らを知り、自分にあった職業やライフスタイルがわかり、自分が自分らしく神に仕える方法がわかれば、それは内側から動機つけられた伝道へと向かってゆくでしょう。

もう一つ重要な面は言葉のもたらすイメージです。戦後は教会は価値観を失った若者で満ちていたといいます。また学校や病院を建ててくれた先進国から来た「宣教師」も尊敬の目で見られたことでしょう。現在、「牧師」「宣教師」がどんなイメージで一般のビジネスパーソンに見られるのでしょうか?その名を名乗ることが彼らに届く最善の方法でしょうか? 「伝道師」と聞けば、「伝道される」というイメージにならないでしょうか?「牧師」は教会でお金をもらって自分たちには関係のない「説教」をしている人と見られないでしょうか?でも人々はお金をはらっても自分を「コーチ」してくれる人を探しているのです。
牧師や宣教師は実は「人生のコーチ」なのではないでしょうか?最近、本屋に行くと「スピリチュアル・カウンセリング」とかスピリチュアルと題する本がベストセラーになってます。もちろん著者は前世を信じる、ニューエイジの信者です。ならば、「宣教師」は「伝道者」は本当の「スピリチュアル・トレーナー」なのではないでしょうか?つまりこれらのタイトルのほうが現代人に通じるのです。TMCでは世界のベストセラー聖書の価値観に基づいてコーチしますとはじめから言いますし、コーチは個人的にクリスチャンであることを隠しません。そして本当の「ライフコーチ」をするのです。こうしてノンクリスチャンともコネクトできます。人々が教会に来ないのなら、こちらから魅力ある、モノを持って出て行かなければなりません。

なぜ若いビジネスパーソン?

影響与えるなら、エグザクティブに届いたら?それも一理あります。しかし、届きにくいのも事実です。
すでにポジションにいる人は遅すぎる面があります。若い人は即戦力になります。次世代のリーダーに今から届き、クリスチャンリーダーとして派遣します。ことに独身族は時間があり、家族持ちと違って、夜の時間も自由に使えます。機動性や想像力があるのです。また、結婚前に救霊・育成することでクリスチャンホームを築く基礎をつくれます。まだ、ライフスタイルが「固まってない」彼らをクリスチャンリーダーとして育成したのです。


TMC Core Values

1. Evangelism in the Marketplace 「生活の場」での伝道 ルカ19:10の主のお心をシリアスに受け 
  止め、東京をはじめとする、ダウンタウンを生活の場(ほとんどの時間を過・すところ)とする人々に
  届いてゆくことを最重要課題とする。内輪の仲良し会で終わらない、アウトリーチ指向。

  ◎ 常に失われた魂と接しているか?

2. Multiplying Harvest Workers 「倍化」する収穫のための働き人  弟子訓練と名のつく、単なる、 
  勉強会でなく、神の畑での収穫に携わる「働き人」を生み出す。単なるプログラムでは人は育たな
  い。人とのかかわりの中で、愛することを学ぶ。

   ◎ 自分に代わる人を再生産しいるか?

3. Life Relevant Multiplying Organic Church 生活に即した倍化する有機的生命体としての教会」   
  日曜教会の概念から毎日の生活の場での教会へ。現実の生活の課題、問題に適応される「生ける
  御言葉」。メンバーの主体的かかわり(参加型)によるアカウンタブルなスモールグループ。制度よ
  り、命、有機的(オーガニック)なネットワークが優先される。

   ◎ 心を開ける信徒の仲間との交わりが週日にあるか?

4. Holy Spirit Led Lay Movement 聖霊に導かれた信徒のムーブメント 牧師依存の「お客さん」的
  信 徒ではなく、一人一人が聖霊に聞き、導かれ、力を受けオーナーシップをもって取り組むムーブ
  メント。タテ型の命令系統より、フラットで柔軟なネットワークが重視される。

  ◎ 参加者は主体的にかかわることをエンジョイしているか?

5. Kingdom Mentality 「神の国」を広げるという概念教団、教派の壁を越えた、シティワイドムーブ
  メントを目指す。

  ◎ 「自分の教会」「自分のグループ」を超えた「神の国」「神の畑」という視点があるか?

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