2011年10月8日土曜日

キリストの復活は本当か?



「この時代、キリストの復活は信じられないな。それって弟子のでっちあげでしょ?」

まず事実確認をしよう。復活に関する12の歴史的事実 

 (by Resurrection of Jesus by Gary Habermas)


1.    イエスは十字架の極刑によって死んだ。

2.    イエスは葬られた。

3.    イエスが死に、希望を失った弟子たちは絶望し、疑いの中に  あった。

4.    数日後、イエスの墓が空であることが発見された。

5.    弟子たちは復活のイエスに出会った。

6.    弟子たちは変革され、復活の事実のため命をも賭ける者になっ  た。

7.    初代教会において、イエスの復活は中心的メッセージであっ   た。

8.    イエスが死んだ現場であるエルサレムの町で福音が語られ始め  た。

9.    キリスト教会はこれらの弟子たちによって形成されていった。

10. 初代教会では日曜、すなわちイエスの復活が起こったと       される日に礼拝を持った。

11. イエスの懐疑的な弟ヤコブは復活したイエスに会い、信じて回    心した。

12. 復活のイエスに出会った体験によってクリスチャン迫害の第一 人者だったパウロは回心した。



「弟子が盗んだってことは?」

  「復活なんてことにならないようにユダヤ指導者はローマ政府に頼んで、墓に兵士を配置してもらった。これを犯せば犯罪になる。だいたいイエスが捕まったとき、逃げてしまった腰抜け弟子どもが、ローマ兵を倒してまで死体を盗み出す勇気があったとも思えない。盗んでも死体をどこに隠すかだ。弟子の心理として愛する教祖の死体は大事に保管したいだろうから。未だに死体が見つかってない。死体が証明できれば、復活話はおじゃんだからね。じゃ、仮にローマ兵やユダヤ指導者が盗んだとすると、それも全く意味をなさない。イエスを抹殺するのが目的だったのだから、復活の神話をつくるような要素は全く排除したいはずだ。」


「十字架上で仮死していてあとで息を吹き返したとか?」

「そういう説もあるが、何せ、死んで3日目だ。それに死刑なんだから、死亡の確認をして十字架から取りおろす。兵隊がイエスのわき腹を突き刺すと水と血が分かれて出てきたと聖書に記述されているが、これは医学的にものすごいストレスがかかって死んだときに起こるそうだ。さらに死を早めるため、ある場合はすねの骨を折るが、兵隊が近づいてみるとイエスはすでに死んでいたのですねの骨を折らなかったとわざわざ記されている。(死を早めるため当時そのような方法が取られていた)」


「うーん、だったら、弟子が幻想を見たというのは?」

「これは一番ありそうだよね。弟子たちはイエスに会いたかったのだから。しかし、クリスチャンを毛嫌いしていたサウロ(ローマ名はパウロ)はダマスコ途上で復活のイエスに出会って、生涯が180度変えられた。そもそも幻想というのは恋い慕っていた人が出るもんだろう。ともかくも、毛嫌いしていた相手なんだから、夢にも見たくない存在だったんだよ。普通、幻想は有る特定の場所で起こるのが普通で、違った場所で違う人々が同じ姿を見ることはない。100歩譲って、復活のイエスは幻想でかたずけたとしても、空の墓の問題は依然として残る。つまり、空の墓という問題と復活のイエスにあったという2つの問題を同時にクリアしないと説明にならないんだ。」



「やっぱり、弟子たちの作り話が一番現実的のような気がするな。何といっても弟子たちはイエスを熱烈に愛していたんだもの。夢にだって見るだろ。」

「最大のポイントはでっち上げと自分たちでわかっている嘘のために命を賭ける人がいるかという問題だ。ネロ皇帝の時の激しいクリスチャン迫害は知ってるよね。生身の体で飢えたライオンと戦わされるんだからね。迫害の時、ああ、あれは嘘でしたと一言言えば命が助かったのに。そして、なぜ、臆病だった弟子たちが180度変革して大胆に、それも事件の現場であるエルサレルでイエスの処刑後たった50日後に堂々と命をかけてまで、復活の証をはじめたのかだ。 何かラディカルなことがあったとしか考えられない。」

ーーーーーーー
コメントお待ちしております。asktmc@gmail.com (栗原)まで、TMCでは、東京を変革してゆくために、失われた魂にどのように届いてゆけるか、どのようにキリストの体であるクリスチャンコミュニティを形成していったらいいのかについて話し合う「場」を持っています。ご関心のある方はメールください。ご案内をお送りします。

いかがでしたか?キリスト教弁証論シリーズ。お役に立てれば幸いです。 伝道版キリスト教弁証論「ジーザスくん」を以下のサイトで連載中。www.ameblo.japantmcjesuskun/
ノンクリスチャンの方にご案内ください。

次回からは、Spiritual communityを建て上げる事について、共に考えてゆきたいと思っています。お楽しみに。



0 件のコメント: