2011年2月6日日曜日

油注がれたビジネス 6



職場での伝道の実際

続けてエド・シルボソの「変革の鍵」 油注がれたビジネス
から見てゆこう。

   空腹に苦しむ人々に食事を与え、貧しい人々の必要を満た
せば、なぜ教会が成長するのでしょうか?これまでにも言い
ましたが、罪は抽象的なものではなく、むしろ人々が希望を
失ってしまうほどに空腹で飢えた状況下では、目に見える
ような、具体的なものとして現されるのです。私達の街で、
社会全体を覆っている貧富の差という不義を解決してゆくの
なら、それはまるでギザギザの歯型をしたナイフで切り刻
まれてきた社会の傷を癒すことになるのです。当然のこと
ながら、それを行う人々、社会的権威が与えられた人々の
尊敬と注目を集めることでしょう。もしも、この行為を教会
が行うのならば、きっとマーケットプレイスにインパクトを
与えることでしょう。そして、ひいては都市全体にインパクト
を与えるはずです。


   マーケットプレイスでの召命を成し遂げる4つのステップ。
(ルカ10章参照)

1) (職場の人の)祝福と平安を祈る
2)  交わる (共に食事をする。信頼ある人間関係を築く)
3)  彼らの必要を満たす。(仕える、愛を示す、癒しの祈り)
4)  イエス様を紹介する。


コメント
東京にも沢山の破れ口がある。縫い合わせなければならない傷がある。
連続して13年、年間自殺者が3万人を超え、20代、30代の自殺も
増えている。過労死、ストレス。失業、ホームレス、家庭内暴力、
シングルマザーと託児所の問題。非人間化する医療現場。外国人の
犯罪、無国籍化する東京。高齢者問題などなど。シルボソは社会の
ニーズを満たすこと(ことに貧しい人への援助)と教会成長に不可分
な関係があると言う。大きな問題だけじゃなく、職場の隣の人の悩み
はどうだろう。職場の人の祝福と平安を祈ることから始めよう。
交わり、話を聞こう。信頼を築こう。すべては伝道の大事な要素なのだ。
彼らの必要に答えよう。そして、祈りに覚えよう。癒しのため祈ろう。
そして、福音を語ろう。
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TMCでは毎月土曜日に赤坂で、定例会を持っています。
東京を変革してゆくために、失われた魂にどのように届いて
ゆけるか、どのようにキリストの体であるクリスチャン
コミュニティを形成していったらいいのかについて話し合う
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