2020年5月28日木曜日

4つの獣と統一世界政府

4つの獣と統一世界政府

トンデモ話が本当になる(5)

多くの人は聖書は「宗教の本」、人の道を説く「道徳の本」と思っている。しかし、聖書が語るのは「世界観」「歴史観」であり、現実の社会、歴史と密接に連携している。そして聖書の中の多くの部分は預言である。その預言はイスラエル国家を中心に今後、世界がどうなっていくかを語っている。この時代は確実に黙示録の時代に近づいている。聖書の「トンデモ話」に現実社会が近づいていることを垣間見てみよう。

-------------------------------------------
人類2つの流れ
アダムが「知恵の実」を食べて以来、人類は「堕落」し、2つの流れが出来た。1つは、それでも神の恵みによって創造主を信じる群。もう1つは神を排除し、自分の力で(あるいは偶像=サタンに頼り)地を治めようとする流れ。同じ選民イスラエルの中にもこの2つの流れがあった。バアルに膝を屈めない7千人が残されたように、常に少数のレムナント(偶像を拝まない「残りのもの」)がいた。これは今も同じである。真の神を排除する流れは、意識せずとも「この世の神」に組みし、サタン=反キリスト勢力の支配下に入っていく。創造主への信仰を持つ者は最終的に「天」に回収され、反乱者は「火の池」で裁かれる。宇宙の主である神は、ご自分の世界の反乱者(ルールを守らない者)を処罰するのは当然だろう。(ユダ5−7)

-------------------------------------------------------------
バベルの塔とバビロン


ノアの洪水の後、人類には新しい再出発が与えられた。神は再び人類を祝福して言われた「生めよ、増えよ。地に満ちよ。」(創世記9:1)しかし、人は高慢になり、バベルの塔を建て、「天に届く塔を建てて、名をあげよう。」(創世記11:4)と言った。これは神に対する挑戦である。人間の力だけで1つになることを神は警戒しておられた。(11:6)しかし、終末期には人間による世界統一政府が設立される。バベルの塔はその予表、シンボルであり、バビロンは常に、反キリスト的価値、偶像の総本山である。終末期には新バビロンが世界の政治、経済、宗教の中心地となるであろう。大バビロンは淫婦に例えられ、不品行と物欲の象徴となっている。(黙示17:4−5、18:3、18:11−13)人の命まで売買するのである。そして、ついに大バビロンは神の裁きに会い、倒れるのである。(黙示14:8、18:2)


-----------------------------------------------------------

ダニエル2章の巨像と7章の4つの獣
栄華を極めたソロモンの時代の後、ユダヤ国家は北のイスラエル王国と南のユダ王国に分断され民は偶像礼拝に陥る。その結果、BC721北のイスラエルはアッシリアに捕囚され、BC586に南のユダはバビロン捕囚となる。連行された少年ダニエルはネブカデネザル王の下で役人として仕えるようになるが、ある日、バビロニア帝国のネブカデネザル王は奇妙な夢を見た。それは輝く巨像だった。

「その像は、頭は純金、胸と両腕とは銀、腹とももは青銅。すねは鉄、足は一部が鉄、一部が粘土でした。あなたが見ておられるうちに、1つの石が人手によらずに切り出され、その像の鉄と粘土の足を打ち、これを打ち砕きました。そのとき、鉄も粘土も青銅も、銀も金もみな共に砕けて、夏の麦打ち場の身柄のようになり、風がそれを吹き払って、あとかたもなくなりました。そして、その像を打った石は大きな山となって全土に満ちました。」(ダニエル2:32−35)

ダニエルはこの王の夢を解き明かし、今後、登場する帝国について解説した。この時点では、バビロンは栄華を極め、二重の城壁に囲まれ、ユーフラテス川の上に築かれた地上最強の都市であり、バビロンが征服されるとは誰も思っていなかったのだ。歴史上実際に起こったことを照らし合わせて見てみよう。

 頭(純金)はバビロン(2:38)金はバビロンの象徴色。
 胸と両腕(銀)金より劣る。両腕はメディア・ペルシャの合体王国を表す。
 腹ともも(青銅)はアレキサンダー大王のギリシア帝国
 足(鉄)強いローマ帝国 やがて両足のように東と西ローマ帝国に分裂。

(* 以上、4つの帝国は歴史上すでに現れ、この預言は成就した。しかし、預言は将来に及ぶ)

 足と足の指(鉄と粘土)分裂した国 混じり合うが団結できない。(43節)
 人手によらぬ石は神がもたらす御国、人間の帝国を全て打ち砕く。

これらはどう言う意味だろうか?次のダニエル7章の預言と照らし合わせると見えてくる。


ダニエル7章ではダニエル自身が見た夢を紹介している。4つの獣として描かれるが4つの像と同じく4つの王国のこと。(7:17)


1.      獅子 当時のバビロンは難攻不落の最強都市。バベルの塔があったという。
2.      熊  メド・ペルシャ 3本の骨=リディア、バビロン、エジプトを征服。
   質は落ちるが領土的にはバビロンより多くを得た。
   ペルシャ軍は「突然」現れ、バビロンは1日にして滅んだ。
3.      ひょう 素早く征服したアレキサンドロス王のギリシア帝国。
4つの羽と4つの頭=帝国は4つの国に分かれた。イスラエルはセレウコス朝の管轄にあった。BC167 アンティコス・エピファネスによりエルサレムの神殿が汚され、ゼウス像が置かれ、常供のささげ物が止められ、豚が捧げられたという。これは終末の「荒らす憎むべき者」の予表である。なぜならイエスご自身、マタイ24:15で将来のこととして「荒らす憎むべき者」の到来を語っているから。これは終末に現れる反キリストである。
4.      第四の獣 ダニエルは第四の獣について「確かめたいと思った。」(7:19)
これには多重の意味があるからである。
1)      先ずはセレウコス朝を倒すローマ帝国 
2)      終末に現れる世界統一政府
第4の国は1つの国。しかし「他のすべての国と異なり、全土を食い尽くす。」(7:23)1つの国であり、今までと全く異なり、全土を食い尽くす。ローマは地上全土を食い尽くしていない!
3)      10カ国による世界支配  
しかし、「この国」から10の王が立つ。(7:24)つまり世界統一政府は長続きしない。巨像の「鉄と粘土」のように脆いのだ。結局、10の王による統治になる。この移行が、患難期前に起こる。
4)      反キリスト=獣の独裁による世界統治
初めは、10の王が反キリストに忠誠を誓う。(黙示17:12−13)しかし、患難期半ばに10の国のうち3つが獣に逆らうが、滅ぼされてしまう。後の7カ国は恐れて獣に従う。患難期後半の3年半は恐ろしい恐怖独裁政治となる。聖徒たち(クリスチャンとユダヤ人)を滅ぼし尽くそうとする。(ダニエル7:25)「滅ぼし尽くす」という表現は絶滅を意図している。

しかし、これで終わりではない。ダニエル7:26以降が2:34の「人手によらない石」に応答している。また9:27にも呼応している。つまり反キリストの滅びである。

最終的にはサタンは永久に絶やされる。(7:26)興味深いのは、御国(千年王国)では「国と、主権と天下の国々の権威とは、いと高き方の聖徒である民に与えられる。」(7:27)とあることであり、これは黙示録20:6「彼らは神とキリストとの祭司となり、キリストとともに千年の間、王となる。」に呼応している。パウロが「御国を受け継ぐ」(エペソ1:11、1:14)また「わたしたちは神の相続人であり、キリストとの共同相続人であります。」(ローマ8:17)と言っているのはこのことである。
---------------------------------------

世界統一政府への渇き?
疫病、災害、テロに対しての国際的協力体制、情報データの共有。異常気象による食料問題への対処としての「世界食料バンク」。飢饉、地下資源をきっかけに起こる戦争。それへの対処としての国連による世界の武器の管理などのアイディアが思索されるだろう。また、新たな価値観(家族観、LGBTなど性に関する見解、人は皆神の子、罪ではなく過ち、反宗教的原理主義、ヒューマニズム)に基づく「世界統一宗教」が現れるだろう。現在のローマ・カトリックや世界宗教者会議がベースとなるのだろうか?

いずれにしても、世界統一政府への渇きは現実的なものとして浮上するだろう。AIの発達で言葉の壁が無くなるだろう。バベルの塔の時のように、「彼らがみな、1つの民、1つの言葉で、このようなことをし始めたのなら、今や彼らがしようと思うことで、とどめられることはない。」(創世記11:6)の言葉が実現する。

しかし・・創造主を抜きにして創造する世界は崩壊するのだ。なぜなら人は罪人だから。罪の問題を解決しない限り、偽りの平和や人道主義はメッキが剥がれる。そして最後は恐ろしい独裁政治支配となるのだ。世界統一政府が崩れる。自然災害や疫病がひどくなると人々は救世主を求める。そこに反キリストなる人物が待ってましたとばかり登場するのだ。反キリストとて初めから威圧的に支配はできない。あのヒットラーも経済的に苦しい状況下のドイツで、民主主義的選挙で選ばれ、国民の支持を得て、「全権委任」されていく。人々が世界の問題を解決してくれる「救世主」を求めるようになり、反キリストが出現するお膳立てが出来てくるのだ。

この世界は結局、神の言葉である聖書が言う通りになっていく。

---------------------------------------------------------

重要なメッセージ
この時代は確実に黙示録の時代に近づいている。聖書の「トンデモ話」に現実社会が近づいている。人類は今後、歴史上最も困難な苦痛に満ちた時代を迎えると聖書は語っている。7年間の「患難時代」である。

その日は夜中の盗人のように来る。2020年の元旦に、誰が新型コロナウイルスの世界的感染を予期しただろうか? 気が付いてみれば大変な事態になっていた。そのように多くの人は、気が付いてみると大変な患難期に突入している事になる。

「主の日(患難時代)が夜中の盗人のように来るということは、あなたがた自身がよく承知しているからです。人々が『平和だ。安全だ。』と言っている、そのような時に、突如として滅びが彼らに襲いかかります。ちょうど妊婦に苦しみが望むようなもので、それを逃れることは決してできません。」
                      (Iテサロニケ5:2—3)

しかし、暗闇の中にいなければ、その日が盗人のように襲うことはない。光の子供、昼の子供(クリスチャン)であるならば、闇に迷うことがないのだ。事実、「神は、私たちが御怒りに会うようにお定めになったのではなく、主イエス・キリストにあって救いを得るようにお定めになったからです。」とある。(Iテサロニケ5:9)

つまり、患難期は「通らなくてもいい患難」だということだ。

首都圏直下地震、南海トラフ地震は今後30年で70−80%の確率と言われている。今日、天気予報で70%の確率で雨が降ると聞いたら、傘を持って出かけないだろうか? 今後30年で70%とは30年後に70%ではない。今後30年の間、毎日少なくも70%の確率であり得るということだ。当然、備蓄など防災対策をする。患難期は100%の確率でやってくる。聖書の預言が外れたことはないからだ。

みすみす、この災害を受けるのか、対策をして免れるのか?一人一人の決断にかかっている。

ガラテヤ3:26には「あなたがたはみな、キリスト・イエスに対する信仰によって神の子どもです。」また、ヨハネ1:12には「しかし、この方を受け入れた人々、すなわち、その名を信じた人々には、神の子どもとされる特権をお与えになった。」とある。そして神の子どもであれば、この患難期を通過する必要がない。なぜならこの患難期は神を信じない者たちへの神の怒りだから。(黙示15:1)

戦争(患難期)前に、家族(クリスチャン)を本国(天)へ引き上げてくださる(携挙)のである。

患難期の苦しみは「産みの苦しみ」なのであって(ローマ8:22)苦しみを通して新しい世界が生み出されるのである。患難時代のクライマックスにキリストの地上再臨があり反キリストは滅ぼされ、悪の根源であるサタンは縛られる。そしてキリストご自身が直接統治するメシア王国(千年王国)が地上に成就する。(黙示録19章−20章)クリスチャンは復活の体(病気も老いもない!)に変えられ、そこに入る。結末はハッピーエンド。この世界は、そこに向かっている。

創造主が送った人類の救い主、キリストを信じ、罪赦された者はそこに入る特権を頂く。これを「御国の相続」という。クリスチャンはそこに入る約束として聖霊による証印を押されている。(エペソ1:12−14)クリスチャンたちもキリストと共にその国を統治するので(黙示20:4−6)、私たちは「神の相続人、キリストとの共同相続人」(ローマ8:17)と呼ばれている。これを「御国の福音」(マタイ4:23)という。

今こそ創造主に立ち返る時なのだ。創造主に立ち返らない限り、どんなに人が努力しても、地上天国は来ない。

「あなたの若い日に、あなたの創造者を覚えよ。わざわいの日が来ないうちに、また『何の喜びもない。』と言う年月が近づく前に。
                     (伝道者の書12:1)

-------------------------------------------------------------
Tokyo Metro Community (TMC)



2020年5月21日木曜日

次はエゼキエル戦争?


次はエゼキエル戦争?
トンデモ話が本当になる(5)

多くの人は聖書は「宗教の本」、人の道を説く「道徳の本」と思っている。しかし、聖書が語るのは「世界観」「歴史観」であり、現実の社会、歴史と密接に連携している。そして聖書の中の多くの部分は預言である。その預言はイスラエル国家を中心に今後世界がどうなっていくかを語っている。1948年のイスラエル建国以来、中東戦争は世界のトップニュースとなり、先日、トランプ大統領が大使館をエルサレムに移すというだけでニュースになった。イスラエルは「世界の時計」と言われている。

「預言をないがしろにしてはいけません。」Iテサロニケ5:20)

この時代は確実に黙示録の時代に近づいている。聖書の「トンデモ話」に現実社会が近づいていることを垣間見てみよう。
----------------------------------------------------------------------
エゼキエル戦争

聖書(エゼキエル38章)ではロシアがイラン、トルコ、およびアフリカの非アラブ、イスラム諸国と連合してイスラエルに侵攻してくると預言している。それが2600年前に書かれていると言ったら驚かれることだろう。これがその預言だ。

「さらに、私に次のような主のことばがあった。『人の子よ。メシェクとトバルの大首長であるマゴグの地のゴグに顔を向け、彼に預言して言え。神である主はこう仰せられる。メシェクとトバルの大首長であるゴグよ。今、わたしは、あなたに立ち向かう。わたしはあなたを引き回し、あなたのあごに鉤をかけ、あなたと、あなたの全軍勢を出陣させる。それはみな武装した馬や騎兵、大盾と盾を持ち、みな剣を取る大集団だ。ペルシャとプテも彼らと共におり、みな盾とかぶとを着けている。ゴメルと、そのすべての軍勢、北の果てのベテ・トガルマと、その全ての軍勢、それに多くの国々の民があなたとともにいる。備えをせよ。あなたも、あなたのところに集められた全集団も備えをせよ。あなたは彼らを監督せよ。多くの日が過ぎて、あなたは命令を受け、終わりの年に、1つの国に侵入する。その国は剣の災害から立ち直り、その民は多くの国々の中から集められ、久しく廃墟であったイスラエルの山々に住んでいる。その民は国々の民の中から連れ出され、彼らはみな安心して住んでいる。あなたは嵐のように攻め上り、あなたとあなたの全部隊、それにあなたにつく多くの国々の民は、地をおおう雲のようになる。』」
                         (エゼキエル38:1−9)

エゼキエル書に預言されているので、とりあえず「エゼキエル戦争」と呼ぼう。この戦争の前提はイスラエルが離散していた世界の国々から集められ国となり、安心して住んでいる状態である。これは前回、説明したように1948年5月14日にイスラエル国家が再建されているので、この状態になっている!ただし、イスラエル建国宣言をした初代首相ベングリオンは無神論者。帰還は2段階で、最初は物理的な帰還、のちに霊的に目覚めることになる。エゼキエル37章にあるように、干からびた骨が繋がり人と成り(第一段階)、のちに息が吹き込まれ、霊的に生きた状態となる。(第二段階)

ここで地名を整理しておこう。

マゴグ:トルコ北のコーカサス山脈の北のエリア、すなわちロシア。エゼキエ
    ル38:15「北の果てのあなたの国」とあり、エルサレムからまっ
    すぐ北上するとモスクワを通る。北の果ての大国はロシア以外にあり
    得ない。
メシェク:モスクワの語源
トバル:トボリスク(ウラル山脈の東、シベリアの首都)
ベテ・トガルマ:トルコ、アルメニア地方
ペルシャ:イラン 
プテ:ソマリア
ゴメル:ドイツ (ゲルマニア)

歴史にはアッと驚く転換が起きる。個人的な話だが、私がアメリカ留学していた1978年夏、キャンパスの留学生の大半は何とイラン人だった。イランは親米だったのだ!その時なら、アメリカが支援するイスラエルにイランが攻め入るなどあり得ない話だった。しかし、1979年にイラン革命が起き、イスラム原理主義に転換した。トンデモ話は現実化し、今はアメリカVSイランの構造となっている。


2018年5月アメリカは核合意から離脱。イランへの経済制裁を順次再発動。2019年5月アメリカはイラン産原油の全面禁輸措置。2019年6月米国のドローンをイランが追撃。2019年9月、サウジアラビアの石油施設が攻撃される。アメリカは犯人をイランとし、サウジアラビアもこれに同調した。シーア派のイランとスンニ派のアラブ諸国との対立構造も浮き上がる。


ホロコースト(ユダヤ人大虐殺)は人類歴史上の大悲劇だが、今から2600年も前に書かれたエゼキエル書にゴメル(ドイツ)が反ユダヤとして書かれているのも興味ふかい。(エゼ38:6)

ロシアは常に反イスラエル。ロシアとイラン、ロシアとトルコの関係はどうだろうか? 歴史的にイランはロシアと2度戦争し、土地を奪われている。トルコもロシアと12回戦争。これら3国が同盟を組むことはあり得ない。しかし、シリア難民が欧州に押し寄せないために、欧州にとってシリア和平は危急の課題となっている。今は、シリアの和平のためにロシアがトルコとイランを手なずけている格好になっている。摩訶不思議な三国同盟が成立している。現在、シリアにロシア、イランの共同基地が置かれている。ここでもトンデモ話が現実化している!

しかも、シリア軍の大半はイラン人であり、イラン軍は2018年2月11日にイスラエルに弾頭を積んだドローンを飛ばし、それに応戦して、イスラエル軍はシリアの空軍基地8箇所を攻撃している。すでにキナ臭い動きになってきているのだ。コロナ後、米中経済戦争が激化することが目に見えている。南シナ海で、実際の戦闘が起こるかも知れない。アメリカはかなり本気だ。しかし、アメリカがこの戦いで消耗している間に、一気にロシア同盟軍がイスラエルに攻め込んでくる可能性もある。舞台は整った。ただ、この戦争の目的なユダヤ人絶滅ではなく、あくまでも略奪だ。(エゼキエル38:12−13死海の鉱物がお目当てかも知れない。あるいはバイオテクノロジー関連技術か?世界に蔓延する疫病免疫技術か?その後の世界的飢饉に対処する穀物栽培技術か?

聖書ではイスラエルに攻め入るのはアラブではなく、非アラブのイスラム諸国となっている。現在サウジアラビアはアメリカ寄りだ。ちなみに、ノアの息子たちが人種の源流だが、セム系はユダヤ民族とアラブ人。ハム系がクシュ、プテ、ヤペテ系がメシェク、トバル、マゴグ、ペルシャ、ゴメル(ゲルマン民族)。(創世記10:1〜6)

つまりエゼキエル戦争はセム系VSヤペテ、ハム系の戦いともなっているのも興味深い。

この戦争の結果もまた興味深い。エゼキエル38:17−23に詳しく書かれているが、神ご自身の介入により、地震、豪雨、雹、火、硫黄、疫病、同士討ちにより、イスラエルは戦わずして勝利する。「多くの国々の見ている前でわたしを知らせる。」(38:23)とあり、この不思議な結果は世界の大ニュースになる。聖書に興味を持ったり、神に心を向ける人も現れるだろう。

時期については、世界情勢的に整ってきていることに加え、武器を燃やすのに7年(39:9)となると、患難期前しかあり得ない。

さて、ロシアとイスラム諸国が滅びることにより、今までのパワーバランスが崩れ(西の民主主義国家VS東のロシア、イスラム)、西のパワーが台頭し、世界統一政府への道が開かれるものと思われる。それは長く続かず、10カ国による世界統治へ移行する。その中から、反キリストが現れ、7年間の患難時代が始まる。(ダニエル7章)

---------------------------------------------------------------------------
重要なメッセージ

この時代は確実に黙示録の時代に近づいている。聖書の「トンデモ話」に現実社会が近づいている。人類は今後、歴史上最も困難な苦痛に満ちた時代を迎えると聖書は語っている。7年間の「患難時代」である。

その日は夜中の盗人のように来る。2020年の元旦に、誰が新型コロナウイルスの世界的感染を予期しただろうか? 気が付いてみれば大変な事態になっていた。そのように多くの人は、気が付いてみると大変な患難期に突入している事になる。

「主の日(患難時代)が夜中の盗人のように来るということは、あなたがた自身がよく承知しているからです。人々が『平和だ。安全だ。』と言っている、そのような時に、突如として滅びが彼らに襲いかかります。ちょうど妊婦に苦しみが望むようなもので、それを逃れることは決してできません。」
                      (Iテサロニケ5:2—3)

しかし、暗闇の中にいなければ、その日が盗人のように襲うことはない。光の子供、昼の子供(クリスチャン)であるならば、闇に迷うことがないのだ。事実、「神は、私たちが御怒りに会うようにお定めになったのではなく、主イエス・キリストにあって救いを得るようにお定めになったからです。」とある。(Iテサロニケ5:9)

つまり、患難期は「通らなくてもいい患難」だということだ。

首都圏直下地震、南海トラフ地震は今後30年で70−80%の確率と言われている。今日、天気予報で70%の確率で雨が降ると聞いたら、傘を持って出かけないだろうか? 今後30年で70%とは30年後に70%ではない。今後30年の間、毎日少なくも70%の確率であり得るということだ。当然、備蓄など防災対策をする。患難期は100%の確率でやってくる。聖書の預言が外れたことはないからだ。

みすみす、この災害を受けるのか、対策をして免れるのか?一人一人の決断にかかっている。

ガラテヤ3:26には「あなたがたはみな、キリスト・イエスに対する信仰によって神の子どもです。」また、ヨハネ1:12には「しかし、この方を受け入れた人々、すなわち、その名を信じた人々には、神の子どもとされる特権をお与えになった。」とある。そして神の子どもであれば、この患難期を通過する必要がない。なぜならこの患難期は神を信じない者たちへの神の怒りだから。(黙示15:1)戦争(患難期)前に家族(クリスチャン)を本国(天)へ引き上げてくださる(携挙)のである。

患難時代のクライマックスにキリストの地上再臨があり反キリストは滅ぼされ、悪の根源であるサタンは縛られる。そしてキリストご自身が直接統治するメシア王国(千年王国)が地上に成就する。(黙示録19章−20章)クリスチャンは復活の体(病気も老いもない!)に変えられ、そこに入る。結末はハッピーエンド。この世界は、そこに向かっている。

創造主が送った人類の救い主、キリストを信じ、罪赦された者はそこに入る特権を頂く。これを「御国の相続」という。クリスチャンはそこに入る約束として聖霊による証印を押されている。(エペソ1:12−14)クリスチャンたちもキリストと共にその国を統治するので(黙示20:4−6)、私たちは「神の相続人、キリストとの共同相続人」(ローマ8:17)と呼ばれている。これが福音(グッドニュース)だ。

今こそ創造主に立ち返る時なのだ。

「あなたの若い日に、あなたの創造者を覚えよ。わざわいの日が来ないうちに、また『何の喜びもない。』と言う年月が近づく前に。
                     (伝道者の書12:1)

-------------------------------------------------------------
Tokyo Metro Community (TMC)
Japantmc@gmail.com(栗原)

2020年5月14日木曜日

イスラエル国家再建と聖書預言

イスラエル国家再建と聖書預言
トンデモ話が本当になる!(4)

多くの人は、聖書は「宗教の本」、人の道を説く「道徳の本」と思っている。しかし、聖書が語るのは「世界観」「歴史観」であり、現実の社会、歴史と密接に連携している。そして聖書の中の多くの部分は預言である。その預言はイスラエル国家を中心に今後、世界がどうなっていくかを語っている。イスラエルは「世界の時計」と言われている。人口880万の、この小さな国は建国以来、中東戦争等、世界のトップニュースとなってきた。先日、トランプ大統領がエルサレムをイスラエルの首都と認定し、米大使館をエルサレムに移すというだけで大ニュースになった。

この時代は確実に黙示録の時代に近づいている。聖書の「トンデモ話」に現実社会が近づいていることを垣間見てみよう。
----------------------------------------------------------------------------------
イスラエル国家再建
患難時代前に起こること。それが「イスラエル国家再建」と「エゼキエル戦争」(エゼキエル38章)だ。


イエスが預言された通り(マタイ24:2)、AD70年にローマ軍のエルサレム侵攻により大多数が殺害され、国を失ったユダヤ人は97000人だけが命からがら世界へ離散した。それから約1900年間、放浪の民となる。彼らがパレスチナの地に帰り国を再建するなどトンデモ話だった訳だ。ある聖書学者たちは、もうイスラエルの再建は無いだろうと思い、新約聖書の「イスラエル」を「教会」と読み替えるいわゆる「置換神学」が登場したくらいだ。

しかし、聖書には離散されたイスラエル人が国々(1つの帝国ではない!)から連れ戻されることが書かれている。(エゼキエル20:34、20:41、22:15−16、)

「神である主はこう仰せられる。わたしがイスラエルの家を、散らされていた国々の中から集めるとき、わたしは諸国の民の目の前で、わたしの聖なることを示そう。彼らは、わたしがわたしのしもべヤコブに与えた土地に住みつこう。彼らはそこに安らかに住み、家々を建て、ぶどう畑を作る。彼らは安らかにそこに住みつこう。・・」(エゼキエル28:25)

この預言は成就したのだ。19世紀末、パレスチナはオスマン帝国の支配下にあったが、その頃からイスラエル人のパレスチナ入植が始まった。彼らは不動産取引により土地を購入していった。(従って、そこに住んでいたパレスチナ人を追い出した訳ではない!)オスマン帝国も彼らの入植を制限しなかった。その後、パレスチナ支配は大英帝国に移る。第一次世界大戦からシオニズム運動(イスラエルへの帰還)がさらに盛んになる。英国は国連にパレスチナ分割決議案(アラブとイスラエル2国家建設の認可)を提案し、1947年11月29日に採択される。この当時、すでに米ソ冷戦時代。彼らが共に同意することは奇跡であった。このように、イスラエル国家は国連の認可の下、始まっている。この決議により、英国の委任統治は終了。その後、英国は手を引くが、アラブ諸国は反対したまま、1948年5月14日にイスラエル建国宣言がなされるやいなや、15日に、イスラエル独立に反対するエジプト、サウジアラビア、イラク、シリア、トランスヨルダン、レバノンのアラブ諸国連合がイスラエルに進撃。これが第一次中東戦争。


その後の3度の中東戦争でもエジプトは常にイスラエルと激しくやり合ってきた。しかし、ここで奇跡的転換が起こる。1978年3月、エジプトは反イスラエル主義を転換し、キャンプデービッド合意(イスラエル、エジプト和平合意)に調印した。その後、エジプト、サウジはアメリカ寄りに(ということは親イスラエル)、反イランに転換する。エゼキエル38章にはロシアがイラン、トルコなどと組んでイスラエルに攻撃してくることが預言されているが、不思議なことに、あんなに敵同士だったエジプト、サウジなどのアラブ諸国は含まれていない。攻撃するのはロシアと非アラブ・イスラム諸国なのだ。(これは次回詳しく書きます。)つまり、エゼキエル戦争(エゼキエル38章)の舞台が整いつつあるとも言える。

当時、60万人ほどの国家だったが、現在、888万人がそこに住んでいる。2018年にはイスラエル建国70周年が祝われた。1900年間、世界に離散したら、普通、文化、言語は住んでいる国と同化し、次第に民族性は失われる。しかも、元いた土地に戻り国を再建するという例は歴史上1つもない。奇跡は起こったのだ!
----------------------------------

 さて、ここでダニエル9章24節を見てみよう。エルサレムに関して70週の預言がなされている。背きをやめさせ(悪=サタン=反キリスト勢力の滅亡)から永遠の義が打ち立てられるまでが描かれている。25節からのところを簡単に説明するとバビロン捕囚時後期にエルサレムの再建命令が異邦人の王から奇跡的に発令され(ネヘミヤ2:6)神殿とエルサレムの街の再建が完成する。

26節、その後、メシアなるイエスが来られ十字架で命を断たれる。その後、AD70年にローマ軍によりエルサレムの神殿と街は破壊され、ユダヤ民族は世界に離散する(ダイアスポラ)。その間、パレスチナの地は荒廃する。ここまではすでに起こった事だ。

27節はこれから起こることについて預言している。

反キリストが7年間の平和条約をイスラエルの民と結ぶが、3年半経つと、その本性を現し、神殿でいけにえと捧げ物をやめさせ(ダニエル9:27)、自分を神と崇めさせるようになる。(IIテサロニケ2:3−8)最後はキリストの来臨によって滅ぼされる。

しかし、ここで重要なのは、この時点までにエルサレムが再建されるだけでなく、神殿が再建され、捧げものが捧げられているということだ。これは現在のエルサレムの状況を見るとあり得ないトンデモ話なのだ。現在はかつて神殿があったところにイスラム教のモスクが建っている。イスラム教徒が妥協するとは到底思えない。しかし、この奇跡も必ず起こる。反キリスト(前半の3年半は世界から称賛され、好意を持たれる人物)の政治的工作によって、イスラエルとの和平条約が結ばれ、これが実現するものと思われる。(ダニ9:27)現在、すでにエルサレム神殿再建財団(ゲルショム・ソロモン団長)が設立されている。

 -------------------------------------------------------

聖書を字義通り解釈すると、イスラエル再建から患難期開始までの流れは次のようになる。

1)イスラエル国家の再建 最初は不信仰な状態での帰還。(エゼキエル20:
  33−38、37章、ゼパニヤ2:1—3)そして、患難期における信仰回
  復。(エゼキエル37:10、黙示14:1−4、黙示1:7)これは再臨
  と千年王国への準備となる。

2)エゼキエル戦争:北の諸国連合のイスラエル侵攻。西のパワー消滅。

3)世界統一政府 (ダニエル7:23)「第4の獣は地に起こる第4の国」
  この国は単数形なので1つの帝国。第4の獣は直近の成就としてはローマ
  帝国を指すが、ローマ帝国は世界全土を食い尽くしていないので、世の終
  わりの世界統一政府とも考えられる。

4)10の王国 (ダニエル7:8、24)世界政府は長く続かず、世界は
  10の国で統治されるようになる。

5)反キリストの出現 (I Iテサロニケ2:3、ダニエル7:24−25)
  もう一人の王が現れる。この王は患難期中期3人の王を打ち倒し、7つの
  国を従え独裁者として君臨する。不法の秘密は今も働いているが(IIテサ
  ロニケ2:6)、引き止めるものが除かれる(携挙)と出現する。彼の出現
  が患難期開始の印である。

6)イスラエルとの7年契約 (ダニエル9:27)ダニエルの70週の70
  週目(最後の7年)が患難期に当たる。反キリストは全世界からの信頼と
  好意を得た平和の使者としてイスラエルとの和平条約を結ぶ。この契約開
  始を持って7年間の患難期が始まる。しかし、それは3年半で破られる。

ダニエル7章23節からの流れは、世界統一政府、10の国による世界統治、反キリストの独裁支配、聖徒への迫害、反キリストの滅亡、キリストと共に生徒たちが統治する「御国」について書かれている。(ダニエル7:27は黙示20:6と合致)永遠の「御国」の到来は「終わりの日」に起こることなので、この預言は、これからのことと解釈するのが正しい。


-----------------------------------------------------
重要なメッセージ
聖書は預言の書である。人類は今後、歴史上最も困難な苦痛に満ちた時代を迎えると聖書は語っている。7年間の「患難時代」である。後半の3年半は非人道的恐怖政治で世界を支配する反キリストが出現。患難期に救われたクリスチャンたちは多くの迫害に会う。また、神ご自身も、ここに至っても神を信じない頑なな者たちへ怒りの災害を下す。あまりにもその被害が大きいので、それらはトンデモ話に思える。しかし、今回のコロナウイルス問題で世界の日常が短期間のうちに様変わりしてしまうことを体験している。世界は「まさか」という方向へ向かっていく。

この時代は確実に、その黙示録の時代に近づいている。聖書の「トンデモ話」に現実社会が近づいている。

しかし、「患難時代」は実は通らなくてよい患難なのだ。これは神の怒りの時。基本的には神軍団と反キリスト(サタン軍団)との戦争の時。戦争開始の兆候は敵国から自国の軍隊の家族や大使を母国へ引き揚げさせることである。クリスチャンは「キリストの大使」(IIコリント5:20)と言われている。戦争前に神はご自分の大使を母国(天)に引き上げるのである。これが携挙だ。(Iテサロニケ4:16—18そして地上は戦場となる。この戦いのクライマックスが「ハルマゲドンの戦い」だ。(黙示録15:14−16、19:19−21)ちなみに、これは再臨のキリストVS反キリスト軍団であり、人類同士の第3次世界大戦ではない!

ただ、知って頂きたいのは、この世の最終到達地点は「患難時代」ではないということ。それは「産みの苦しみ」であり、通過点なのだ。患難時代のクライマックスにキリストの地上再臨があり反キリストは滅ぼされ、悪の根源であるサタンは縛られる。そしてキリストご自身が直接統治するメシア王国(千年王国)が地上に成就する。(黙示録19章−20章)結末はハッピーエンド。この世界は、そこに向かっている。

歪んだ世界が正される。それはエデンの園の回復であり、そこではシャローム(神と人、人と人、人と被造物との平和)が訪れる。創造主が送った人類の救い主、キリストを信じ、罪赦された者はそこに入る特権を頂く。これを「御国の相続」という。クリスチャンはそこに入る約束として聖霊による証印を押されている。(エペソ1:12−14)クリスチャンたちもキリストと共にその国を統治するので(黙示20:4−6)、私たちは「神の相続人、キリストとの共同相続人」(ローマ8:17)と呼ばれている。

今こそ創造主に立ち返る時なのだ。

「あなたの若い日に、あなたの創造者を覚えよ。わざわいの日が来ないうちに、また『何の喜びもない。』と言う年月が近づく前に。
                     (伝道者の書12:1)


-------------------------------------------------------------
Tokyo Metro Community (TMC)
Japantmc@gmail.com