2021年1月28日木曜日

終末論の立場

 

終末論の立場

私自身、長年、超教派のクリスチャン団体に関わり、超教派的な伝道活動をやってきました。しかし、仲間とバイブルスタディを深くやるようになり、終末論をどう教えたらいいのだろうかと悩むようになりました。結局、自分の立場を決めないと終末論を語れないのです。特に「黙示録」をどう読むかです。


 

黙示録解釈の4つの立場

聖書 注解・索引チェーン式引照付き (いのちのことば社)によると、

----------------------------------------------------

「この書は「黙示」と言われているように、普通の書とは異なり、象徴的表現を多く用いている。その中のあるものは説明されているが(1:20、17:5)大部分は、何を意味しているのか読者が解釈しなければならない。この書の解釈は4つに大別することができる。1」過去主義。この書の預言は初代教会の歴史によって成就されたと考える。2」歴史主義。この書のはヨハネの時代から歴史の終末までをパノラマ的に描いていると考える。3」精神主義。実際の出来事についてではなく、キリスト教が悪の勢力と戦わなければならないという、霊的原則を述べていると考える。4」未来主義。この書の大部分(4−22章)は未来に属する預言であると考える。」

-----------------------------------------------------


そして、注解書執筆者は「この立場(4)が、この書を理解する上で最も適切であると考えられる。」と結んでいます。

 

まず1)の過去主義の場合、「初代教会の歴史によって成就された。」と言いますが、明らかに黙示録が語るキリストの「再臨」は初代教会の時代には成就していません! また3)精神主義の場合、単なる霊的原則を述べるだけのために、4章から22章のこれだけ細かな、詳しい記述があるのは納得できません。

 

となると、教会の終末に向かっての歴史、特に未来に属する預言と考えるのが妥当なのではないでしょうか。「2000年前に書かれた黙示録をベースに現代の世界情勢を語るのは如何なものか?」というご意見もあります。黙示録は黙示文学として書かれているので、比喩に富んでおり、現実の歴史に当てはめるのは適当ではないという立場です。しかし、旧約の預言書は常に実際の歴史と関連しています。(イスラエルの捕囚からの帰還や、バビロン帝国、ペルシャ帝国、ギリシャ帝国、などの帝国の出現と衰退など)そして、黙示録の未来主義の立場を取るならば、神がこれらか人類に起こることを啓示されることは当然のことであり、この時間と空間、人類歴史に関わり、介入し、導かれている神の啓示が世界情勢と関わっていてもおかしくはありません。むしろ、主イエスご自身がしるしを見て、時を認識するよう促しておられます。(マタイ24:32)

 


黙示録は時系列?

さらに、6章からの神の裁きの部分はまず、「7つの封印」、(それぞれに具体的な記述がある。)そして「7つのラッパ」、さらに「7つの鉢」と入り子式に展開していきますが、1つ1つ進んでいくことから見ると、時系列として読むのが正しいと思われます。そして裁きが完了し、19章のキリストの地上再臨、反キリスト軍の敗北、サタンが繋がれて千年王国、その後、サタンの滅びと白い御座の裁き、そして21章の「新天新地」へと動いていきます。この流れが順当でしょう。21章からの「新天新地」には「もはや呪われるものがない」とあるので、19章での「獣」と「偽預言者」の滅び、20章での「竜=サタン」の滅びが前提となります。順番通りでないといけないのです。つまり時系列です。


 

反キリスト

未来予言の1つのキーワードが「反キリスト」です。この言葉自体はヨハネの手紙に4回出てくるだけですが、「反キリスト」の概念を表す言葉は聖書の他の箇所にも出てきます。

 

1)      小さな角(ダニエル7:8)

2)      横柄で策に長けた王(ダニエル8:23)

3)      忌まわしい者、荒らす者(ダニエル9:27、マタイ24:15)

4)      不法の者、すなわち滅びの子(2テサロニケ2:3)

5)      獣(黙示11:7、13:1、14:9など)

 

それらを見ると、「反キリスト」とは神とキリストに反抗して立ち神殿を汚す存在で、過去すでにシリアのアンティコス・エピファネスやAD70のエルサレム滅亡を引き起こしたローマ総督フロルスなどが当てはまります。しかし、興味深いのはAD70年後に書かれた黙示録に「獣」が登場していることです。つまりこれはThe Beast, ラスボス、終末の世界支配者であることが分かります。この反キリストの背後にはサタンがいます。

 

「彼はサタンの働きによって到来し、あらゆる力、偽りのしるしと不思議、またあらゆる悪のあざむきを持って滅びる者たちに臨みます。」

                     IIテサロニケ2:9—10)


 

サタンのリアリティ

聖書では一貫してサタンをリアルな存在として描いています。単なる悪の概念ではありません。生きて働いているのです。(Iペテロ5:8)悪霊は世界のリーダー達に影響を与えることができるし、人に取り憑くことさえできます。(ルカ8:27)またサタンにひれ伏せば、この世界の栄華をものにすることもできます。(マタイ4:8)このリアルなサタン(誘惑者)と人の罪(誘惑される要素)がある限り、人間の世界統治はうまくいかず、地上天国は来ません。こういったサタン理解が世界の動きを分析するのに違いを生みます。宣教学者の福田充男氏が言うように特に欧米のキリスト教には現実世界にサタンや悪霊が生きて働くという「中間層」が欠如していて、そういう霊的世界は日曜朝の礼拝の説教の中だけの出来事と考える傾向があるのではないでしょうか?そうすると「悪魔礼拝者がいる」ことや、「闇の勢力が世界に働いている」と聞いても「陰謀論」で片ずけてしまうことになるのです。

 

ちなみに反キリストの正体が明らかになってからの活動期間は3年半です。

(ダニエル12:7、12:11、黙示13:5)


 

不法の秘密

「反キリスト」はいきなり現れるのではありません。「不法の秘密」として、その登場の舞台が整えられていくのです。時系列を見ていくと・・(IIテサロニケ2:3—8)

 

1)      いろいろな手段による騙し (フェイクニュースを流すことなど)

2)      教会の中に背教が起こる。世に調子を合わせるクリスチャンたち。

3)      不法の者(反キリスト)の到来。自分こそ神であると宣言する。

4)      主の日(再臨)の到来。

 

4)の主の日(再臨)はまだ起こっていません。3)自分こそ神と宣言する世界支配者はまだ来ていません。なぜなら、「不法のものがその定められた時に現れるようにと、今はその者を引き止めているものがある。」IIテサロニケ2:6)からです。しかし、同時に「不法の秘密はすでに働いている。」IIテサロニケ2:7)つまり、引き止めているものが取り除かれ、「その時になると、不法の者が現れる。」IIテサロニケ2:8)という理解です。引き止めるものは通常、「クリスチャン=内に住む聖霊」、または「教会」と解釈されます。

 

ともあれ、「今」の時代は1)と2)の時代と考えられます。もちろん、過去にも世界大の疫病や災害や戦争があり、終末が来たと思わせる時代もあったでしょう。人類2回の世界大戦の後、楽観論は影を潜めました。この世が進化して良くなるより、悪くなるのではと思う人が増えたのです。今の時代は「さらに」患難期への入り口に近づいていることが分かります。

 

  イスラエル国家再建 (1948年5月14日)ダニエル9章27節の反

キリストが契約を結ぶには、イスラエルが国家になっていることが前提。

 

  いわゆるエゼキエル戦争(エゼキエル38章、ロシアがイラン、トルコなど

の連合軍としてイスラエルに突如攻め入ること。)の舞台が整いつつあること。今まで敵だったアラブ諸国がイスラエルと次々に和平を結び、イスラエルが建国以来一番、安心して暮らせるようになっていること。同時に、イラン、トルコが反イスラエル、反アラブ連合になってきていること。

 

  世界各地の地震多発。気候変動に自然災害多発。今後さらに増加。

 

  世界大パンデミック(自然災害を含め、これらは黙示6:8の予兆と考えられる。)

  リベラル思想の世界的蔓延とモラルハザード(LGBT、麻薬、フリーセックスなど)



         (科学者たちが示す終末時計、あと100秒!)

 

そして、何と言ってもデジタル時代が世界統一管理に向けて拍車をかけています。(黙示13:16−18)が現実的になってきています。これは「不法の秘密=反キリストの世界支配の舞台作り」と考えられます。さらに・・・

 

  インターネット時代。デジタル管理社会へ。(キャッシュレス、顔認証、位置情報など)中国はすでにデジタル管理社会の実験場として、14億の個人情報を政府が管理。さらにスマホから体内へのチップ埋め込みと進むでしょう。それが、今後のパンデミックのワクチン接種証明書、また仮想通貨と繋がるようになるでしょう。

 

  ディープステーツ(影の政府:エリート層、軍産複合体、大手メディア、IT企業の連携による世界統制を目論む利益集団)の推進する「グレートリセット」。「グレートリセット」はコロナ後の経済、社会、教育、農業などをリセットし、より強力で大きな政府、世界大の政府による管理を目指しています。

環境保護、ベーシックインカムなど政府による社会保障の充実、教育無償化など、良さそうにも聞こえますが、結局は少数のエリート層による「洗脳」と「愚民」の管理ということになりかねません。特にこれを達成するために、「言論統制」、情報コントロールによる1方向に向かわせる「世論形成」が行われてゆくでしょう。

 

これらが繋がってきます。字義的解釈派にとってサタンは常にリアルな存在で、大活躍中です。ですから、こう考えます。ディープステーツ、超富豪エリート集団はサタンに魂を売って(マタイ4:8)世の富と権力を得た者達であり、彼らの全てではないにしても、ある人々がサタン礼拝や小児性愛という悪魔的な行為に関わっていても驚くに当たらない・・・と。ある人は「陰謀論」と一笑するでしょうが、私は有りだと思っています。


 

教会はどうなる?

今後、バイデン・ハリス政権は反聖書的なリベラル政策(LGBT平等法、妊娠中絶推進、麻薬の容認など)を推進します。教会はどうなるのでしょうか?ポリコレが進み、キリストの独自性、唯一性は許されなくなり、伝道の自由も奪われていく(少なくも公共の場では)方向でしょう。神なきヒューマニズムが蔓延し、多くの教会はリベラル化し、弱体化し、ついには背教するのではないでしょうか。反キリストが現れる前に、「まず背教が起こり・・」(第二テサロニケ2:3)とあります。そして頑なに聖書主義を貫く「キリスト教原理主義者」は人類の進歩を邪魔する敵と見なされ、迫害されることになるのです。

 

しかし、主の現れの時に、

 

「主は、神を知らない人や私たちの主イエスの福音に従わない人々に罰を与えられます。」IIテサロニケ1:8)

 

と約束されています。そして、愛と正義と平和が支配する御国=Kingdomは王なるイエスが再臨された時に実現します。


 

私の立場

と、まあ、こんなところが私の理解するところです。ですから私の終末論の立場を整理すると以下のごとくです。

 

1)      ディスペンゼーション神学、聖書の字義的解釈

2)      黙示録の「未来主義的解釈」と「時系列的解釈」

3)      再臨に関しては「千年王国前再臨説」

4)      携挙に関しては「大艱難時代前携挙説」

(ただし、それなりの根拠はあるものの、聖書がはっきり書いておらず、しかも初代教会の信仰として、「千年王国前再臨説=キリアズム」のようにドキュメントが残っていない限り、実際は起こってみないと分かりません。個人的にはこの説を強く希望し、期待しています。)

5)      「御国」に関しては・・・サタンはリアルな存在であり、今日、2:2生きて活躍している。(Iペテロ5:8、エペソ2:2、エペソ6:11−12)また、サタンの誘惑を受ける要素を人間が持っている限り(マタイ4:8、エペソ2:3)人が地上天国を築くことは出来ない。御国はキリストの再臨の後、サタンが縛られてからの「千年王国」、そして滅ぼされてからの「新天新地」にて成就するのであり、今、世界大の大リバイバルがあり、教会が世界を支配するといった意味での地上天国=御国は到来しない。(ルカ18:8)聖書全体に見られるのは、むしろレムナント(残された者)の思想である。

 

不義や人権弾圧、サタンの策略に対して声をあげ、指摘してゆくことは預言者としてのクリスチャンの使命でしょう。しかし、基本的には、終末における「クリスチャンの生き方」は社会改革や革命ではなく、キリストの来臨を待ち望み(Iテサロニケ1:10)、祈りに専念し、熱心に愛し合い、賜物を持って仕え合うことです。(Iペテロ4:7—11)

 

--------------------------------------------------------------------

 

意味ある人間関係と祈りで広がるキリスト中心のコミュニティ

東京メトロ・コミュニティ

Tokyo Metro Community (TMC)

執筆者:栗原一芳

Japantmc@gmail.com

 

2021年1月21日木曜日

デジタル管理社会と思想警察

 

レッテル貼りの危険性

1月6日、アメリカ国会議事堂乱入事件が起こりました。もちろん、暴力は許されないことです。しかし、これにより「トランプ支持者=暴徒」というレッテル貼りが起こっています。これは印象操作です。トランプ支持者の多くは善良な市民であり、DCに集まった支持者の大多数は、議事堂に乱入しようとは夢にも思っていなかったと思います。また、乱入者にはBLMのメンバーもいて、事実逮捕されています。ともあれ、暴動を煽ったとしてトランプ氏は弾劾訴追され、彼のSNSは使えなくなりました。それだけではなくYouTubeでは「選挙○正」に関する動画を削除されることになりました。つまり、世界中で選挙に疑惑を持つ人の投稿を禁止すると言う事です。ここまでするのは「暴挙」なのではないでしょうか?本当に何もなかったのなら「犬の遠吠え」は放っておけばいいのであって、何も投稿削除しなくてもいいのです。ここまで黙らせるということは逆に「あった」のでは・・と勘ぐってしまいます。

 

日本ではレッテル貼りに、さらに同調圧力が加わります。コロナ渦の「自粛警察」もありました。「悪者」は社会的に排除されていきます。

 

 

レッテル貼りは論理的展開をします。

 

「トランプ支持者=暴徒」

 

そしてトランプ支持者の多くは「福音派のクリスチャン」です。そうすると次の論理展開は・・・

 

「トランプ支持者=福音派クリスチャン=暴徒化しやすい危険な人達」

 

とならないでしょうか。体制側にとって不都合な人々には「危険な奴ら」というレッテルを張るのが常套手段です。バイデン政権でリベラル化が進み、クリスチャンは肩身が狭くなり、生きづらい社会になるのではと懸念しています。

 

 

「1984年」が今、売れている

英国領インド、ベンガル生まれのジョージ・オーウエルの「1984年」という本が売れているそうです。ハヤカワ文庫版の帯にこうあります。



 「今の世界や日本に不安を感じている人へ。この本が現実になりそうです。『事実』が政府によって覆い隠される今の時代。国民がそれを黙認するとどうなってしまうのか。この本を読むとわかります。歴史を改ざん、政治家の失言を議事録に記録しないなど政府に都合の悪い事実を消す『真理省』、人々の言動もあらゆる所で監視するテレスクリーン、言葉を単純化して反政府的な発言をしにくくさせるニュー・スピーク・・・」

 

この本の中には太平洋戦争中の「特高」のような、「思想警察」が登場します。反体制思想を取り締まる機関です。人々の心の中まで覗かれます。

 

この本の政府は「ビッグブラザー」が取り仕切る、全体主義国家です。政府が「あいつは危険な存在だ」と認定すれば、その人物は追跡され、ついには存在を「消され」ます。

 

 

デジタル・ツインの恐怖

今日、ツイッターやFBの投稿内容、アマゾンでの購入記録や映画視聴履歴などからかなり正確な個人情報(その人の思想的傾向や信仰を含む)が得られます。

またスマホから行動履歴も分かります。またFBの写真投稿で本人や家族の顔まで判ります。Youtube動画や電話の会話でその人の声も再生できます。高度な合成技術により「もう一人の自分」をインターネット上に存在させることができるのです。すでにフェイクポルノで儲けている人達もいますね。

 

もし、これが権力者側からの不都合な存在への攻撃として使われたら・・・例えば、キリスト教界の影響力あるリーダーのフェイク画像が流され、「長年、キリスト教宣教に携わってきましたが、聖書が事実ではないと分かりました。今日限り、クリスチャンであることを辞めます。」と発表したらどうでしょう。キリスト教界には大変な混乱が起こります。躓いて信仰を離れる人が出るかも知れません。あるいは、フェイクの「不倫事件」などを起こすこともできるでしょう。本人の意思とは別のところで「もう一人」の自分が意に反したことを喋っているという事態が生まれるのです。

 

 

中国のコロナ対策

香港の民主活動家はスマホを持っているとGPSの位置情報で追跡されて捕まってしまうので、スマホを使えないと言っていました。すでに中国の指導者は14億人の個人データを管理しており、信号を赤で渡った人の情報が、即、向こう側のスクリーンに映し出されるとも聞いています。

 

中国ではスマホの活用でコロナ対策をしています。12月26日に北京の中心部で一人の感染者が出たら23万人数千人全員にPCRを行いました。一党独裁だからこそできる素早い対応です。また最近もある都市で7人の感染者が出たら160万人をロックダウン、3日ごとにPCR検査をさせるようです。

 

スマホに「健康証明書」が入っており、交通機関でもQRコードで、それを確認。感染者は電車に乗れません。個人の体調までビッグデータが管理しているのです。「グリーン」ならOK. 「イエロー」は注意で、レストランなどには入れず、交通機関にも乗れません。「レッド」なら警察が来て強制的にコロナ患者収容所に連れて行かれるそうです。徹底していて対策としては素晴らしいと思う反面、恐ろしさも感じました。

 

 

デジタル管理社会はすでに実験済み?

今の中国は「デジタル管理社会」の実験場のようです。つまり、国民をデジタル管理する「ツール」はすでにあり、それを使う「権威者」がおり(しかも、中国の場合は無神論の共産党幹部です。)そのツールが使われる「ターゲット」(今回はコロナ感染者)がいて、すでに実験済みということです。

 

日本では国の体制に反するということで2回、キリスト教が「危険」のレッテルを貼られました。1度目は江戸時代のキリシタン迫害、2度目は太平洋戦争中で、キリスト教は敵国の宗教とされた時期です。体制側に都合の悪い個人や団体はまず「危険」あるいは、「悪しき」ものとのレッテルが貼られます。そしてネガティブな情報が広められます。国民的印象が作られていきます。

 

「思想警察」はインターネット上の個人情報からターゲットの人を見つけることができます。危険思想の度合いが「青」「黄色」「赤」で表示されるようになるでしょう。「黄色」ならば交通機関にも乗れず、レストランにも入れません。「赤」なら警察が強制的に収容所に連れて行くでしょう。すでにコロナで実験済みです。あとは「誰」を対象にするかだけでしょう。香港では今、民主活動家がターゲットにされています。次は「教会」でしょうか?

 

 

誰が管理するのか?

テクノロジーそのものは中立です。何でもかんでも否定するつもりはありません。結局、便利なのでクリスチャンもガラケーからスマホ、ワープロからPCに変えています。インターネットではポルノも流せるし、福音も伝達できます。日本では今、コロナワクチン接種とマイナンバーカードを結びつけるようです。確かに政府にとっては管理上便利でしょう。常にこの「便利」と個人情報の「リスク」は背中合わせです。戸籍制度のある日本ではあまり問題になりませんが、世界には難民など、IDを持たない人たちが沢山います。この人たちに公平にワクチンを行き渡らせるためにと世界の全ての人に「デジタルID」を割り振る計画がすでにあります。

 

近い将来、各個人にチップが埋め込まれ、ワクチン接種証明書、健康情報、その他、個人情報も記載されるでしょう。(認知症の迷い人のためという理由付けがあるかも知れません。) そして、それが仮想通貨と繋がる日がきます。電車もスーパーも「顔パス」で決済できます。確かに便利ですね。しかし、問題はそれらの集積されたデーターを誰が管理するかです。私が小学校の頃、流行っていたアニメに「鉄人28号」というのがありました。「鉄人28号」はリモコンで動く巨大ロボットです。それ自体、正義のヒーローでも悪者でも無いのです。つまり、「敵も味方もリモコン次第」なのです。リモコンが悪人の手に渡ると「鉄人」は破壊兵器になりますし、良い人に渡ると人を災害から救出するヒーローにもなります。ただ、残念ながら黙示録を読むと、最終的には悪人の手に渡るようですね。

 

---------------------------------------------------------------------------

意味ある人間関係と祈りで広がるキリスト中心のコミュニティ

東京メトロ・コミュニティ

Tokyo Metro Community (TMC)

執筆者:栗原一芳

Japantmc@gmail.com

 

 

 

2021年1月14日木曜日

ポリコレの変な論理

  

ポリティカル・コレクトネス。本来は人種や男女「差別」を無くすことが目的であるはずなのに、「区別」を無くす方向に動いているのです。また変な平等意識を育てています。(*以下、ポリコレと略します。)

 

麻薬をやるのは個人の権利?

前回、我那覇さんのリポートを紹介し、オレゴン州ポートランドでの麻薬問題を取り扱いました。

 

麻薬の個人使用が法律で許可され、常習者が増え、麻薬を買うためのお金がないので万引きをし、市が提供する無料の麻薬を打ち、ホームレスになり、治安が悪化し・・・という状態です。これが救済策なのかと頭をかしげたくなりますね。常習者がかわいそうだからとういう変な寛容さが悪を助長しているという事実。「彼らは麻薬をやる権利がある」という、ポリティカル・コレクトネスの結果、かわいそうな常習者を助けるため、安全に麻薬が手に入るように市が無料の麻薬注射器セットを提供するという「変」な論理を紹介しました。

 

今後は、犯罪人を刑務所に入れるのは「差別」だというようになるでしょう。

 

 

セックス嗜好は個人の権利?

リベラル思想はポリコレを訴え、今まで聖書的に罪と考えられていた事を「個人の自由」「ライフスタイル」に置き換えて容認するよう動いています。つまりは、妊娠中絶、LGBT, 麻薬使用などの容認です。LGBT容認の先には「小児性愛」「獣姦」なども個人の嗜好、ライフスタイルとなってゆくのではないでしょうか?(*ただし、脳内ホルモンの増減という純粋に化学的な原因による「性同一性障害」については別に考える必要があると思われます。)

 

結婚外のセックスであってもそれは「個人の権利」とする一方、望まない妊娠を解決するため妊娠中絶容認を推進します。上記の麻薬問題とこのフリーセックスの風潮は確実に社会の基盤である家庭を破壊します。

 


親は「暴君」?

ポリコレは、未成年への「親権」を暴力と捉えます。親は「暴君」であり、親は抑圧的存在と主張します。ここでも人権や平等が変な論理に使われています。そして、子供の育成は政府がやるべきこととなります。これをやると愛着障害で苦しむ子供や親が多く出てきます。ポリコレは社会に分断と敵意を持ち込みます。これも家庭の破壊につながります。

 


ジェンダーフリー社会

ポリコレは性の区別を意識させる言葉を中性的なものに替えようとしています。民主党のナンシー・ペロシとジェームズ・マクガヴァンは、議会に新しい規則を導入し、「父、母、息子、娘」などのジェンダー用語を排除する方向です。共産主義の革命家たちは性を意識しないように仲間を「同士」と呼んでいましたね。これも家庭という概念を破壊してゆきます。

 


ポリコレと軍隊問題

以下、マックス・フォン・シューラー著「アメリカ人が語る日本人に隠しておけないアメリカの“崩壊”」より引用します。「変な」平等意識が問題を引き起こしています。

--------------------------------------------------

「ポリティカル・コレクトネスによって、アメリカ軍は深刻な混乱状態にあります。昇進が割り当て制度で行われているため、少数派のマイノリティと女性は急速に階級が上がり、資質のある白人男性がなかなか昇進できません。オバマ政権は、強制的にトランスジェンダーの人々を入隊させ、女性を戦闘部隊に加入させることを認めたため、軍隊内部は非常に厳しい状況となっています。」

 

「ポリティカル・コレクトネスの哲学では、そうした厳しい軍隊の基準ですら、差別的なものであると考えられています。彼らは、海兵隊に誰でもなれる可能性がないのであれば、それは差別であると言っています。つまり、テストに合格できない場合は、そのテストの基準を変えるべきだと考えるのです。  しかし、それではもはや海兵隊ではなく、無用な人の集団にしかなりません。」

 

「ポリティカル・コレクトネスは、アメリカ軍を崩壊させ、アメリカが世界の警察として活動する能力を奪い去ろうとしています。」

 

「彼らはいつも、男性と女性の肉体的な違いなど幻想であり、女性も戦場で男性と同じように戦闘する力があると主張します。」

 

「オバマ政権がポリティカル・コレクトネスで軍隊を作り直すことを、優先事項の一つとしました。性転換をした人も、軍への入隊を許可されました。性転換した人、民族的なマイノリティ、そして女性の昇進が優先されるようになりました。」

 

「軍隊でのトランスジェンダーに対する方針も、すでに多くの問題を作り出しています。新しい軍  の規則では、女性がシャワーに入っている時に、裸の男性が入ってきても、否定的な反応をすることは禁止です。なぜなら、トランスジェンダーの人に対して失礼にあたる可能性があるからです。こうしたポリティカル・コレクトネスを推し進めすぎた結果、アメリカは、軍隊としての機能よりも社会問題を優先する軍隊を作り上げてしまいました。」

 

「海軍の軍艦に乗っている女性乗組員のうち、16%が妊婦になり、陸上の軍事施設に移動しなければならなくなると言われています。これは、誰か別の乗組員がその水兵の仕事をカバーする必要があるということを意味します。これが例えば、レーダー操作員などの場合には、非常に重要な問題となります。仕事をカバーする乗組員の休憩時間や睡眠時間が減って疲労が蓄積することで、失敗を犯してしまうからです。  もし、こうした状態のアメリカ軍が、他国の有能な軍隊と戦った場合、ひどく敗北することになるでしょう。」

--------------------------------------------------

 

宗教の公平性?

ポリコレは宗教にも関与してきます。キリスト教の独自性を許しません。キリスト教をベースに始まったアメリカですが、学校や政府機関でメーリークリスマスと言ってクリスマスを祝ってはならないと言います。伝統的文化や価値観は破壊されます。

 

多様性、公平性と言っていながら1つの方向性を向かされるのです。これは容易に全体主義的国家の管理下へと移行します。公の場での「伝道」も禁止されるようになるでしょう。どこかの国と似ていますね。そして、この方向が進むと、各宗教の独自性は失われ、どの宗教信者も同意できる同じ宗教システムを作りましょうということになるのです。最近、アメリカで起こった事です・・・

 

民主党下院議員で合同メソジスト牧師エマニエルクリーバーが、第117議会下院演説の祈りで「一神教の神、ブラフマー、そして多くの異なる名前で知られている神、A-MENA-WOMEM。」と祈っています。つまりアーメンだけでは、「男性」を意味してしまうので、意図的にa womenを付け加えているのです。合同メソジスト派は元々、リベラル神学ですが、もうここまで来ていますね。世界統一教会への道は開かれています。

 

すでにアメリカでは上院、下院は民主党が優勢です。これで、民主党バイデン氏が大統領となると、全て民主党(トリプル・ブルー)となり、民主党のリベラル政策が通過しやすくなります。そうすると確実にポリコレが進み、アメリカの国のかたちが変わっていくでしょう。

 

------------------------------------------------------

意味ある人間関係と祈りで広がるキリスト中心のコミュニティ

東京メトロ・コミュニティ

Tokyo Metro Community (TMC)

執筆者:栗原一芳

Japantmc@gmail.com

 

2021年1月7日木曜日

リベラル思想により崩壊する街

 

リベラル思想により崩壊する街

リベラル派は妊娠中絶容認、LGBT容認、麻薬の個人使用の容認を掲げています。しかし、これらは確実に家庭を破壊し、社会を破壊していきます。1つの例を紹介しましょう。

 

沖縄出身の独立系ジャーナリスト我那覇真子さんは、アメリカ現地から危険を冒してまで大手メディアが伝えない真実をYouTubeで報道してくれています。かつてオレゴン州、ポートランドといえばアメリカでの5本の指に入る美しい町でした。それがここ数年、民主党リベラル勢力が強くなり、その結果、モラル崩壊が起こっています。

 

1つの例が、麻薬問題です。アメリカではある種の麻薬は個人の嗜好という事で容認されています。しかし、それにより町にはホームレスが激増し、治安は悪化、夜はマリファナの匂いが道に漂う結果となっています。「我々の町を救う会」を立ち上げたAngelaさんとのインタビューが我那覇さんのYouTube番組でアップされています。Angelaさんがある時、友人たちとレストランで昼間、食事をしていると、一人の男性が入ってきて、窓際に一人座っている女性の近くに行き、そこの窓ガラスを拳で割って、無表情で出て行ったというのです。おそらく薬でラリっていたらしいのです。もうこんな事はこれ以上、許せないと立ち上がったそうです。

 

Angelaさんの話によると、麻薬常習者は、50−60ドルの麻薬を買うために、スーパーで盗難します。スーパー側も見て見ぬ振りをするようです。また駐車している車を壊し、部品を売って麻薬を買うそうです。また注射器を使うため感染症も増加します。それで市当局は税金で麻薬常習者を助けることになりました。どんなことかというと、教会の前で、無料の麻薬と注射器セットを配るというのです!!これをNeedle Exchange(注射器交換)と言います。

 

我那覇さんが試しにもらいに行ったらIDの提示も名前の確認もなく、「どのくらい欲しい?」と聞かれたそうです。試しに「5本」と言ってみたら変な顔をされ、最低100本のパックだからと手渡されたそうです。これでは逆に麻薬使用者を増やすことになりますね。今では町のあちこちに使用済の注射器が落ちているといいます。この市からの無料提供の車の隣に、怪しげな他の麻薬を売るトラックも来ていて、こちらも見て見ぬ振りの放置状態らしいです。

 

麻薬の個人使用が法律で許可され、常習者が増え、麻薬を買うためのお金がないので万引きをし、市が提供する無料の麻薬を打ち、ホームレスになり、治安が悪化し・・・という状態です。これが救済策なのかと頭をかしげたくなりますね。常習者がかわいそうだからとういう、変な寛容さが悪を助長しているという事実。「彼らは麻薬をやる権利がある」という、ポリティカルコレクトネスの「変な権利」主張の結果、かわいそうな常習者を助けるため、安全に麻薬が手に入るように市が無料の麻薬注射器セットを提供するという「変な論理!」

 

 

日本でも進むリベラル思想

日本では今のところ麻薬に関しては厳しい態度を取っています。ただ、今後はわかりません。

 

日本では、LGBTの推進が進んでいます。ここ数年メディアも容認する方向での報道が多いです。個人の権利、ライフスタイルという名目で、もはや善悪の問題では無くなってきています。またコロナ渦で未成年の妊娠が増えたこともあり、妊娠中絶容認への動きが早まっています。安価な中絶ピルの販売を許可するか議論になっています。1月6日のネットニュースです。

 

性交渉後、72時間以内に服用することにより、高い確率で妊娠を防ぐことができる緊急避妊薬。日本では医師による診察を経た上でないと入手することはできないが、目下、薬局での販売を可能にする制度改正が進められている。薬へのアクセスが容易になることによって意図しない妊娠が減ると期待される一方、性の乱れや薬の悪用を心配する声も根強い。(清談社 山田剛志)

 

この動きに対してコメントを求められた産婦人科の女医は、「若い人でも、セックスは本人の権利ですから。」と言い、その前提に立ち、女性を守るために(つまりセックスしても望まない妊娠しないために)安価のピル販売は必要という論理展開をしています。

 

フリーセックスはOK。ただし、それで妊娠してしまってはかわいそうだから、安価で避妊薬を提供しましょうという論理です。ポートランドの麻薬問題の論理と似ていますね。しかし、一度容認すると手がつけられない方向へ行ってしまうのではと懸念されます。最初のボタンを外すことで、次へのステップは容易に開いてしまうのです。彼らにとっての「性教育」とは結婚前のセックスを前提に、「安全な避妊法」を教えることと同義になっているようです。

 

リベラル思想は「反キリスト」的です。エンタメ含め、メディアはリベラル思想を広めています。そして、それらの思想がライフスタイルを形成します。日本でも離婚、不倫が日常化し、サタンは社会の基礎である家族を攻撃してきているように思えます。サタンは偽りの「自由」を約束しながら滅びへと向かわせるのです。

 

「また、彼らは、神を知ることに価値を認めなかったので、神は彼らを無価値な思いに引き渡されました。それで彼らは、してはならないことを行なっているのです。」(ローマ1:28)

 

-----------------------------------------------------------------------------------------------------

参考YouTube番組

 

我那覇真子現地リポート

リベラルにより崩壊する街

https://www.youtube.com/watch?v=aFsCLSJ4hdU

 

ポートランド視察

https://www.youtube.com/watch?v=j2Nqw7Sk6Qg

 

----------------------------------------------------------------------------------------

意味ある人間関係と祈りで広がるキリスト中心のコミュニティ

東京メトロ・コミュニティ

Tokyo Metro Community (TMC)

執筆者:栗原一芳

Japantmc@gmail.com