2021年1月7日木曜日

リベラル思想により崩壊する街

 

リベラル思想により崩壊する街

リベラル派は妊娠中絶容認、LGBT容認、麻薬の個人使用の容認を掲げています。しかし、これらは確実に家庭を破壊し、社会を破壊していきます。1つの例を紹介しましょう。

 

沖縄出身の独立系ジャーナリスト我那覇真子さんは、アメリカ現地から危険を冒してまで大手メディアが伝えない真実をYouTubeで報道してくれています。かつてオレゴン州、ポートランドといえばアメリカでの5本の指に入る美しい町でした。それがここ数年、民主党リベラル勢力が強くなり、その結果、モラル崩壊が起こっています。

 

1つの例が、麻薬問題です。アメリカではある種の麻薬は個人の嗜好という事で容認されています。しかし、それにより町にはホームレスが激増し、治安は悪化、夜はマリファナの匂いが道に漂う結果となっています。「我々の町を救う会」を立ち上げたAngelaさんとのインタビューが我那覇さんのYouTube番組でアップされています。Angelaさんがある時、友人たちとレストランで昼間、食事をしていると、一人の男性が入ってきて、窓際に一人座っている女性の近くに行き、そこの窓ガラスを拳で割って、無表情で出て行ったというのです。おそらく薬でラリっていたらしいのです。もうこんな事はこれ以上、許せないと立ち上がったそうです。

 

Angelaさんの話によると、麻薬常習者は、50−60ドルの麻薬を買うために、スーパーで盗難します。スーパー側も見て見ぬ振りをするようです。また駐車している車を壊し、部品を売って麻薬を買うそうです。また注射器を使うため感染症も増加します。それで市当局は税金で麻薬常習者を助けることになりました。どんなことかというと、教会の前で、無料の麻薬と注射器セットを配るというのです!!これをNeedle Exchange(注射器交換)と言います。

 

我那覇さんが試しにもらいに行ったらIDの提示も名前の確認もなく、「どのくらい欲しい?」と聞かれたそうです。試しに「5本」と言ってみたら変な顔をされ、最低100本のパックだからと手渡されたそうです。これでは逆に麻薬使用者を増やすことになりますね。今では町のあちこちに使用済の注射器が落ちているといいます。この市からの無料提供の車の隣に、怪しげな他の麻薬を売るトラックも来ていて、こちらも見て見ぬ振りの放置状態らしいです。

 

麻薬の個人使用が法律で許可され、常習者が増え、麻薬を買うためのお金がないので万引きをし、市が提供する無料の麻薬を打ち、ホームレスになり、治安が悪化し・・・という状態です。これが救済策なのかと頭をかしげたくなりますね。常習者がかわいそうだからとういう、変な寛容さが悪を助長しているという事実。「彼らは麻薬をやる権利がある」という、ポリティカルコレクトネスの「変な権利」主張の結果、かわいそうな常習者を助けるため、安全に麻薬が手に入るように市が無料の麻薬注射器セットを提供するという「変な論理!」

 

 

日本でも進むリベラル思想

日本では今のところ麻薬に関しては厳しい態度を取っています。ただ、今後はわかりません。

 

日本では、LGBTの推進が進んでいます。ここ数年メディアも容認する方向での報道が多いです。個人の権利、ライフスタイルという名目で、もはや善悪の問題では無くなってきています。またコロナ渦で未成年の妊娠が増えたこともあり、妊娠中絶容認への動きが早まっています。安価な中絶ピルの販売を許可するか議論になっています。1月6日のネットニュースです。

 

性交渉後、72時間以内に服用することにより、高い確率で妊娠を防ぐことができる緊急避妊薬。日本では医師による診察を経た上でないと入手することはできないが、目下、薬局での販売を可能にする制度改正が進められている。薬へのアクセスが容易になることによって意図しない妊娠が減ると期待される一方、性の乱れや薬の悪用を心配する声も根強い。(清談社 山田剛志)

 

この動きに対してコメントを求められた産婦人科の女医は、「若い人でも、セックスは本人の権利ですから。」と言い、その前提に立ち、女性を守るために(つまりセックスしても望まない妊娠しないために)安価のピル販売は必要という論理展開をしています。

 

フリーセックスはOK。ただし、それで妊娠してしまってはかわいそうだから、安価で避妊薬を提供しましょうという論理です。ポートランドの麻薬問題の論理と似ていますね。しかし、一度容認すると手がつけられない方向へ行ってしまうのではと懸念されます。最初のボタンを外すことで、次へのステップは容易に開いてしまうのです。彼らにとっての「性教育」とは結婚前のセックスを前提に、「安全な避妊法」を教えることと同義になっているようです。

 

リベラル思想は「反キリスト」的です。エンタメ含め、メディアはリベラル思想を広めています。そして、それらの思想がライフスタイルを形成します。日本でも離婚、不倫が日常化し、サタンは社会の基礎である家族を攻撃してきているように思えます。サタンは偽りの「自由」を約束しながら滅びへと向かわせるのです。

 

「また、彼らは、神を知ることに価値を認めなかったので、神は彼らを無価値な思いに引き渡されました。それで彼らは、してはならないことを行なっているのです。」(ローマ1:28)

 

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参考YouTube番組

 

我那覇真子現地リポート

リベラルにより崩壊する街

https://www.youtube.com/watch?v=aFsCLSJ4hdU

 

ポートランド視察

https://www.youtube.com/watch?v=j2Nqw7Sk6Qg

 

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執筆者:栗原一芳

Japantmc@gmail.com

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