2011年5月22日日曜日

「星のように砂のように」 その2


前回、アメリカの教会成長のかげりについて触れた。ラフルはこの解決策は初代教会のような教会に鍵があると見ている。

1. 会堂やプログラム中心ではなく、人間関係中心。興味ある人たちが集まることから始まる教会。

2. 伝動は単発のイベントではなく、ノンクリスチャンと友達になることから。彼らに仕えることで人間関係を築くことから。

3. 信頼ある人間関係の中での弟子訓練。神学校は教師をつくる。「教師」は「教師」を生み出し、魂をケアできる牧師を生み出さない。現場から離れた神学校教育をしない「牧会の働きへの登龍門である神学校は最近アメリカで生み出されたものなのです。」(P245)それ以前には信徒が実際の牧会の働きや集会のリードをしていたし、テントメーカー牧師もいた。制度化したシステムに依存しないほうが成長した。(p246)南部バプテストは今日も「信徒牧会者」を用いている。

4. 自然にリーダーしている人(追従者がいる)が教会開拓者になるのが自然。必ずしもフォーマルな神学校教育は必要なく、はじめから有給の牧師である必要もない。教会が小さいうちは仕事を持つ牧師のほうが有益な場合がる。(人間関係も広がるし)

5. はじめに「会堂」ありきではない。家でもマンションルームでも、時にはバーでも始められる。

6. その人々の文化を考慮する。ストリートギャングと裕福層は一緒に礼拝したがらない。その文化からクリスチャンになったひとが「リーダー」として、その文化の人々を導くのがふさわしい。長老とは「そこで」より経験が有るもの。年齢だけのことではない。若者を長老(群れのリーダー)として立てることもあり得る。

7. イエスは群衆への広い伝動と限られた弟子たちとの個人的な関係、両方を重視された。教会も広く種を蒔きつつも、可能性あるリーダーを養成することを忘れない。また、目標は世界宣教であることを忘れない。Think globally, act locally.

8. 若者にフォーカスする。次世代をみつめる。可能性を見てあげ、その方向にいくよう励ます。

ラフルはハウスチャーチ賛成派だが、既存の教会やメガチャーチも否定しない。いろいろ必要だという理解。それぞれの「召し」と「賜物」がある。彼が重荷を感じて推進しているやり方はあるが、こうでなければならないと1つのもの以外を否定はしていない。そこはフランク・バイオラと違うようだ。とにかく何人かで集い始めること。人生のわかち合いをすること。そこから主が何か始めてくださる。
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