2020年4月23日木曜日

トンデモ話が本当になる!(2)

 飢餓が世界を襲う

人類は今後、歴史上最も困難な苦痛に満ちた時代を迎えると聖書は語っている。7年間の患難時代である。あまりにもその被害が大きいので、それらはトンデモ話に思える。しかし、今回のコロナウイルス問題で日常が短期間のうちに様変わりしてしまう(しかも世界大で)ことを体験している。3:11の1000年に一度という巨大地震が起こった時、「まさかこうなるとは・・」と多くの人が言った。その「まさか」は起こったのである。

この時代は確実に黙示録の時代に近づいている。聖書の「トンデモ話」に現実社会が近づいていることを垣間見てみよう。


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新型コロナウイルスの感染が広がる3月末、国連食糧農業機関(FAO)、世界貿易機関(WTO)、世界保健機関WHO)の事務局長たちが異例の共同声明を発した。FAOの屈冬玉事務局長は「世界の食料供給網の存続が極めて重要」と強調した。コロナ問題が危機感を強めさせたわけだが、サバクトビバッタの大量発生による被害、アフリカ豚熱(豚コレラ)の感染拡大が複合的に広がっていることも背景だ。資源・食糧問題研究所の柴田明夫代表は「新型コロナ、豚コレラ、温暖化による異常気象が線でつながりつつある」と指摘する。 (AERAdot.4月17日)
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いまの世界では8億人が栄養不良で、そのうち1億人は気候変動が原因とされる。すでに気候変動による異常気象、それが引き起こす「バッタの大群による被害」が実際、起こっている。今年(2020年)ケニアでは1000億〜2000億匹のバッタによって、穀物が荒らされ過去70年で最大の被害となった。インド・ラジャスタン州ではおよそ4000億匹(重さで80トン)ものバッタが襲来している。正式にはアフリカサバクトビバッタと言い、群れがおよそ60km×40kmを覆い尽くし、1日に自重と同じ量の穀物を食べ、150kmも移動する。国連の農業食糧機関(FAO)によれば、このバッタは6月にかけて最大、現在の500倍に繁殖する懸念があると言う。


気候戦争の勃発 気温と暴力の関係を数値化する研究によると、平均気温が0.5℃上がるごとに、武力衝突の危険性は1020パーセント高くなるという。平均気温が4℃上昇した世界では、戦争の数が2倍になる。 戦争は世界の平均気温の上昇と直結はしていなくても、気候変動がもたらす不安や連鎖反応が総計された最悪の展開であることはたしかだ。」*

そして、2050年までに2憶人の気候難民が発生するという。それは飢饉を引き起こし、地球規模の飢餓は戦争を引き起こすだろう。野獣が都市を徘徊することにもなる。ちなみに今回のコロナ問題で、人が街にいなくなったら、野生動物が現れたという報告が出てきている。写真はチリの首都サンティアゴで市街地を歩くピューマ。捕獲され動物園に収容された(324日、ロイター)


単に飢饉を引き起こすだけではない。もし、バッタが人に苦痛(恐ろしいウイルスなど)を与える力も持ったとしたら?人を襲うイナゴが現れるという黙示録のトンデモ話も現実味を帯びてくる。(黙示9:3)


黙示録は現実味を帯びてきた。
「私は見た。すると見よ、青ざめた馬がいた。これに乗っている者の名は『死』で、よみがそれに従っていた。彼らに、地上の四分の一を支配して、剣と飢饉と死病と地の獣によって殺す権威が与えられた。」 (黙示6:8)

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*「 」内の引用は東洋経済2020年3月22日に掲載された「気候大変動が地球と人類に与えうる12の脅威」より。
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重要なメッセージ
この記事は単に読者を怖がらせたり、興味本位で書いているのではない。必ずやってくる困難を前もって知らせ、その備えをするためである。私は防災士として都内で多くの「防災セミナー」を行ってきた。次期震災に備えるためである。首都圏直下地震の今後30年で70%という高確率は変わっていない。必ず来る震災にできるだけの備えをするのは当然だろう。

聖書の預言は100%成就してきた。7年間の患難時代は必ず来る。しかし、


それは通らなくていい苦難なのだ!!!


患難時代の患難は、神に反抗し、信じない人々への神の怒りなのだ。(黙示6:16−17)つまり、苦難の出所は神御自身だと言うことだ。同時に神は教会に向かい「地上に住む者たちを試みるために、全世界に来ようとしている試練の時には、あなたを守ろう。」(黙示3:10)とも言っている。キリストを信じ神の側につくものは守られる。クリスチャンは神の怒りに会う必要がないから。もっと正確に言えば、患難時代の前に信者は天に引き上げられる。これを「携挙」という。(Iテサロニケ4:16—17)反対にサタンにつき、神に逆らう「反キリスト」勢力側につくなら苦難を通らなければならないことになる。

「人の子が来るのは、ちょうどノアの日のようだからです。洪水前の日々は、ノアが箱舟に入るその日まで、人々は飲んだり、食べたり、めとったり、嫁いだりしていました。そして、洪水が来てすべての物をさらってしまうまで、彼らはわからなかったのです。人の子が来るのもその通りです。その時、畑にふたりいると、ひとりは取られ、ひとりは残されます。ふたりの女が臼をひいていると、ひとりは取られ、ひとりは残されます。だから、目を覚ましていなさい。あなた方は自分の主がいつ来られるか、知らないからです。」
(マタイ24:37−42)

この描写は「携挙」について語っている。その前に書いてある(24:27−31)劇的な状況とかなり違う。この劇的な状況は患難期の最後に起こる「地上再臨」の様子である。しかし、ノアの日の前は通常生活だったのだ。今のように!

今こそ、創造主に立ち返り、創造主に祈る時なのだ。


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Tokyo Metro Community (TMC)
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