2020年10月22日木曜日

教会に行かないでクリスチャンになる方法

教会に行かないでクリスチャンになった人々


実は新約聖書の中に教会に行かずにクリスチャンになった人たちがいるのをご存知でしょうか?ピリポに導かれたエチオピアの宦官は、教会に集う前に、信じ、洗礼を受け、クリスチャンになっています。ペテロに導かれた異邦人で百人隊長のコルネリウスも教会に集う前にクリスチャンになっています。そして、イエス様の宣教活動のほとんどは、週日、会堂(シナゴグ)の外で行われました。

 

日本では「聖書に興味がある。」「イエス・キリストに興味がある。」でも「教会に行くのは抵抗がある。」という方が多いのではないでしょうか?あるいは、「クリスチャンになってもいいけど、教会のメンバーとなって毎週、日曜通うのはちょっとね。」という人もいますね。朗報です。教会に行かなくても聖書を学べるし、クリスチャンになることもできます。

 

実は、クリスチャンになることと、看板の出ている「教会」に「行く」こととは関係ありません。「世の光」というラジオ番組(文化放送)では聖書を学びたい方のために聖書講座を提供し、「教会に行かなくても」学べる機会を提供しています。

 

クリスチャンとは「福音」を信じる人

そもそも教会は「行く」ところではありません。教会とはイエスを信じる「人々」のことです。教会という建物の外でも福音を信じ、クリスチャンになることが出来ます。福音のメッセージを聞き、信じることでクリスチャンになります。そして、福音とは・・

 

イエス・キリスト(メシア=救い主)が十字架であなたの罪のため死に、葬られ、3日目によみがえったこと。このイエスを、あなたの「救い主」として信じるなら、あなたの罪は赦され、救われ、神の子となり、神の家族(エクレシア)の一員となるということです。コリ15:3—5、ヨハネ1:12、ローマ10:9)

 

これらの聖句には「教会に通わなければ、クリスチャンになれません。」とは書いてありません。また、「教会の会員にならなければ、救われない。」とも書いてありません。

 

そして、信じた者の内側には「聖霊」が住むようになります。これが「御国」を受け継ぐ保障となります。(エペソ1:14)あなたは正真正銘の「クリスチャン」です。ただ、励ましと霊的成長のため、聖書は、信者が共に集い、交わることを勧めています。(ヘブル10:25)。クリスチャンコミュニティに繋がることは重要です。ただ、それは看板の出ている会堂である必要はないのです。初代教会は家々で集まっていました。当時は、看板も建物も教団もありませんでした。

 

 

共に集うことの重要性

聖書は一人で読んでいても分かりにくいですね。グループで学び合うことで違う視点が与えられ教えられることが多いです。また、最近はインターネットで健全な聖書解説に触れることができます。例えば、ハーベストタイムミニストリーズでは無料で優れた聖書解説メッセージを聴くことができます。https://message-station.net

 

また、最近はインターネットでいろいろな方が福音のメッセージを語っていますので、それらを見て、クリスチャンになられる方も多くなっていくと予想されます。特に若い人向けのプログラムが沢山、出てくることを期待しています。

 

神は三位一体の神です。その中には愛とコミュニケーションがあるのです。孤独なクリスチャンはあり得ません。クリスチャンとは交わりの中にいる存在なのです。Iヨハネ1:3)お互いをケアし、祈り合う関係が築かれるキリスト中心のコミュニティ(エクレシア)に繋がることは重要です。





 世界に影響を与える若者

世界には高卒の女の子が「伝道者」として「聖書教師」として用いられているケースがあります。私が信仰を持ったHi-BAという伝道団体では「高校生による高校生伝道」をモットーとしています。私も救われた直後、高校の同級生に沢山、伝道しました。聖霊が用いるのですペテロとヨハネのように無学な普通の人を神は用いるのです。(使徒4:13)

 

世の中ではスエーデンの環境活動家グレタ・ツゥーベリさん(17歳)のように、一人の女の子が、メッセージを発信し、世界に影響を与えることができているのです。香港の民主活動家のアグネス・チョーを知らない人はいないでしょう。男性優位、権威主義の世界で、若い、か弱い女の子が世界に影響を与えているのです!世界に福音のメッセージを語る高校生、大学生が、もっと出てきて欲しいです。インターネットの時代、誰もが発信者となれます。クリスチャンYoutuberとしてブレークする人が出るよう祈りたいです。また、大人たちが、そういう人達が出てくる環境を作っていくことも大事でしょうね。群れを支配するのではなく、励ましの環境を作る模範者となることです。(Iペテロ5:3)

 

私の属するCCCという世界規模の伝道団体は、1962年、数名の若いビジョンと情熱に溢れた若者たちが、UCLAキャンパスで直接、学生たちに福音を語ったのです。その年に250名もの学生がクリスチャンになりました。そう、教会に行くことを考えていなかった学生たちが、教会に行かないで福音を聞いて、クリスチャンになったのです。そして、学生が学生に直接、福音を語り出したのです。やがて、それは世界大のムーブメントになっていきました。

 

ひょっとしたら、17歳の若い女の子の福音メッセージが多くの日本人の心を揺さぶるような事が起こるかも知れません。そして、教会に行かずにクリスチャンになり、教会に行かずに教会になる人々(「教会=神に召し出された者の集い」)が続々と起こされるのかも知れません。なんか、それって神様らしくないですか?

 

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意味ある人間関係と祈りで広がるキリスト中心のコミュニティ

東京メトロ・コミュニティ

Tokyo Metro Community (TMC)

執筆者:栗原一芳

Japantmc@gmail.com

 

 

 

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