2019年8月19日月曜日

この世界で働くということ(4)


続けて、ティモシー・ケラー牧師の「この世界で働くということ」から学んでいきましょう。 

仕事は隣人愛!?

「人は仕事に救い・自尊心・良識・平安を求めます。しかし、こうしたものをすでにキリストの救いの中で得ているクリスチャンは、ただ神と隣人を愛するために仕事に専念すればいいのです。」(p97)

「すべての仕事は客観的に他の人にとって価値のあるものです。しかし自分の仕事は隣人を愛するための召しであると意識的に理解できなければ、主観的には満足することができません。」(p.106)

地上の社会生活が回っていくためにすべての仕事が組み合わさって動いているのです。「すべての人にありがとう!」「すべての仕事にありがとう!」ということでしょう。そして、そうであれば・・・・


仕事に熟練すること=隣人愛

「ディールは仕事を通して神に仕えることを確実にするためにまずなすべきことは、有能になる、仕事ができる人間になることだと言います。」(p104)
           *ウイリアム・ディール ビジネスマンであり、ルター派教会の指導者

「駐車場利用券を発行することであれ、ソフトウエアを開発することであれ、本を執筆することであれ、ただ単純に自分の仕事をするということ以上に、自分の隣人を愛する良い方法はないかもしれません。しかし、熟練の素晴らしい仕事だけが、隣人を愛することになるのです。」(p101

この本にはエンジントラブルの飛行機を奇跡的に着陸させたクローニン機長の話が載っています。(p103) 彼は熟練した腕のいいパイロットだったのです。それでマニュアル通りに行かない状況の中で最善の判断をしたのです。これにより多くの人の命を救いました。彼が職場でどんな風に個人伝道していたかということは乗客にとって何の関係もないのです。重要なのは破損した機体を安全に着陸させる能力があるのかということだったのです。

仕事は愛である。有能に仕事を遂行することが、愛を示す1つの形なのです。
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クリスチャンの職業選択のヒント

ケラーは仕事を選ぶことに関して、聖書からの知恵として3つ挙げています。(p.145)

1.選択の余地があるなら、自分が成功できる仕事、つまり自分の才能と力量
  に合った仕事選ぶべき。

2.他の人に利益をもたらす仕事を選ぶ。

3.可能であれば自分の家族や社会、自分自身の利益を求めるだけでなく、自
  分が携わる業界の利益も求める。

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「仕事の目標は単に働くことではなく、創造された世界を磨き上げるために人類の力量を上げるために働くことにあります。社会や他の人々のために働くべきであることを認めつつも労働者は「仕事・・・に仕え」なければならない。・・・・あなたが素晴らしい仕事をした時、神の憐れみによって、あなたに直接感謝することのない誰かを助けたり、あるいはあなたの後に同じ仕事をする人の手助けをすることができたりしたなら、そのとき初めて、あなたは自分が『仕事に仕えている』ことを知り、あなたの隣人を心から愛していると知ることができるのです。(p147)

う〜ん、面白い発想ですね。
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ティモシーケラー著
「この世界で働くということ」  いのちのことば社

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