2009年6月8日月曜日

未来都市 TOKYO

「未来都市TOKYO」

2016年、東京オリンピックが開催されるかも
しれない。東京は話題をかかない。

東京ベイゲノム計画を紹介しよう。一言で言うと、
ITのメッカ、シリコンバレーのバイオテクノロジー
版を東京にという計画である。2003年、すでに
ヒトゲノムの解析が終わっている。IT産業の次は
バイオテクノロジー、とくにヒトゲノム解析の次に
必要なタンパク質研究では 日本が世界をリード。
2010年まで25兆円産業になると見積もられている。

「東京ゲノムベイ計画」(新井賢一 著 東京大学
 医科学研究所所長)


もう大分前になるが1992年 2月7日号のニュートンに
日本の未来都市構想が取り上げられている。清水建設
は空中立体都市 「TRY 2004」を提案。底辺350M,
高さ2400Mのピラミッド型のパイプにビル郡を入れて
しまう。最高100Mのビルまで入れられる。このジャングル
ジム構造は太陽の光や風を通し、パイプの中は交通網
となる。100万人が生活できる。

しかし、極めつけは大成建設のX-SEED4000だ。
何と、高さ4000M の巨大建造物が東京湾の直径
6KMのフローティングの基盤に建てられる。2050年の
完成を目指し、70万人が居住する。2000以上は研究所や
リゾートエリアとなり、仕事、ゴミ処理、教育、住居、
エンターテオメント、セキュリティなどすべて自己完結
システムとなる。施設内はリニアモーターカーで移動する。
フローティングにより温暖化による海面上昇に
も対応可能か? 

1990年 大規模浮体構造物の建造、設置を目的とする
マリンフロート推進機構が発足している。関空など、
すでに実現しているものもある。フローティングの場合、
水深に関係なく建造でき、経済的である他、環境への
影響も少なくて済む。

近未来 日本の人口の3分の1が東京圏に住むということ
になると、建造物は上に向かうしかない。竹中工務店の
縦型都市構想スカイシティ1000では14層による空中
台地を積み重ねることで1000M級の建造物となる。
1層が一つの町のようであり、1層が1丁目、2層が2丁目と
呼んでもいいだろう。地下にはゴミ処理施設があり、
1フロアの中心はグリーンの公園、ビルの壁側にマンション
が取り巻いている。すなわち、中央部の公園は全天候方
でテニスコートもある。

ちなみに、2030年完成を目指す、ニューロンコンピュータ
登場により、コンピューターによる、判断、推理、予測、
全体把握が可能になるとさらにセキュリティ、防災を含め、
人間社会をコンピューターが管理するようになると思われる。

国際都市TOKYOにとって、成田と東京都心を結ぶ距離
が問題となっている。フジタの地中飛行機構想(Geoplane)
が1989年にすでに提案されている。飛行機は湾岸上の
人口島に着陸。リニアモーターカーの台車に乗って、地下の
トンネルに入り、都心の大深度地下にあるエアターミナル
までノンストップで運ばれる。さらに日本の主要都市間も
50m-56mのトンネルで結び、トンネル内を時速600k
で飛行機を飛ばす。東京―大阪間は50分で。同じトンネル
を物流、情報ラインとしても利用する。

ともあれ、東京は日本なのだろうかという疑問がある。
無国籍化、人工頭脳化するTOKYO。

「東京はTOKYOであって、日本でもなく、東京ですらない」

とは都市学者若林幹夫によってすでに言われている
フレーズだ。 (「都市からの視線」青弓社)

東京をどうするかは日本をどうするかと同じレベル
では語れない。

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